荒れる天皇賞…じゃ、なかった天皇杯。 | たたみすとの日常

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仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 異例づくめの天皇杯ですね。2回戦32試合中、下のカテゴリーに属すクラブが上のカテゴリーのクラブを破る、いわゆるジャイアント・キリングが6試合。JFLクラブがJ1クラブを降した試合が4試合。地域リーグがJリーグを降した試合が2試合もありました。その結果、3回戦で横河武蔵野とAC長野パルセイロが北海道の厚別でJFL対決となり、FC町田ゼルビアも広島ビッグ・アーチで四国リーグ・FC今治との試合となりました。

 天皇杯のトーナメントって3回戦までは決まってまして、都道府県代表同士の1回戦。2回戦は、その勝者とJ1が対戦するカードとJ2同士のカード。それぞれの勝者が3回戦で当たるというトコまでは決まっているんですね。順当に行けば、3回戦はJ1vsJ2が、J1のホーム・スタジアムで行われる運びとなっているんです。そこで、こうなっちゃうんですね。今治は四国リーグ所属。J1・広島と対戦したかったですが、これで、4回戦進出の可能性が増えました。天皇杯で2勝というのは、新J2としては2001年の横浜FC以来ですからね。期待したいと思います。

 しかし、天皇杯なんかはとっとと負けて、残留争い真っただ中のリーグ戦に集中すべきなんて事を言う人がいますが、リーグ戦と天皇杯が並行して行われるのって、4回戦(10月10日)が最後なんですよね。準々決勝以降はリーグ戦終了後。全国ネットでのテレビ中継。元旦の国立での決勝戦を夢見て、天皇杯も応援して行きたいですね。

 しかし、今期PKで1点も取っていないFC町田ゼルビアがPKで得点し、与PK(6)、PKでの失点(5)が徳島に並んでワースト1位なのにPK戦に勝つとは。修行選手は、PK慣れてるからなんて冗談言ってましたが、確かに、それはあるかも知れませんね。(笑)