22戦消化時点で最下位。 | たたみすとの日常

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 22試合終えて3勝4分15敗というのは、J2では過去にも2度あったんです。2005年の草津と2007年の水戸。言うまでもなく、その時点で最下位。2005年の草津はその後も1度として最下位を譲らず(?)、最終順位も最下位でしたが、2007年の水戸は順位を一つあげて12位(13クラブ中)となりました。現在、FC町田ゼルビアは3勝4分15敗の勝ち点13ですが、ひとつ上の富山は勝ち点15、もうひとつうえの鳥取は勝ち点17。まだまだ離されているようには思えません。そこで、今日は、各年の22試合終了時点での最下位クラブと、上2つの勝ち点差について調べてみました。上2つとしたのは、降格の可能性のある圏内からの脱出を考えたいからです。


【22戦消化時点での最下位クラブ】 

2002年 モンテディオ山形(3勝6分12敗)

→最終順位11位(12クラブ中)

12位…山形(15)、11位…横浜FC(18→最下位)、10位…鳥栖(19)

2003年 サガン鳥栖(3勝6分12敗)

→最終順位12位(最下位)

12位…鳥栖(15)、11位…湘南(18)、10位…横浜FC(20)

2004年 コンザドーレ札幌(1勝6分14敗・あれ?)

→最終順位12位(最下位)

12位…札幌(9)、11位…湘南(16)、10位…水戸(21)

2005年 ザスパ草津(3勝4分15敗)

→最終順位12位(最下位)

12位…草津(13)、11位…横浜FC(19)、10位…徳島(23)

2006年 ザスパ草津(5勝4分12敗)

→最終順位12位(13クラブ中)

13位…草津(19)、12位…愛媛(19)、11位…徳島(20→最下位)

2007年 水戸ホーリーホック(3勝4分15敗)

→最終順位12位(13クラブ中)

13位…水戸(13)、12位…愛媛(17)、11位…徳島(19→最下位)

2008年 徳島ヴォルティス(5勝3分13敗)

→最終順位15位(最下位)

15位…徳島(18)、14位…熊本(18)、13位…水戸(22)

2009年 ファジアーノ岡山(2勝6分13敗)

→最終順位18位(最下位)

18位…岡山(12)、17位…横浜FC(14)、16位…栃木(17)

2010年 ギラヴァンツ北九州(1勝9分11敗)

→最終順位19位(最下位)

19位…北九州(12)、18位…富山(19)、17位…岡山(19)

2011年 FC岐阜(3勝2分17敗)

→最終順位20位(最下位)

20位…岐阜(11)、19位…富山(18)、18位…鳥取(19)


 調べた10シーズン中、22戦消化時点で最下位というクラブがそのまま最下位でシーズンを終えたケースは7つを数えました。しかも、2008年以降はここからの逆転は一度もない。これは決していいデータではないのですが、最下位のまま終わった場合の順位がひとつ上のクラブとの勝ち点差の平均は4.6、ひっくり返して最下位を逃れた場合は2.3となっています。2007年の水戸は、徳島との勝ち点差6をひっくり返しています。現在のFC町田ゼルビアは、

富山とは勝ち点2差、鳥取とは4差。

まだまだ捕まえられる範囲にあります。ここからの残り20試合は、コツコツと勝ち点を積み上げ、なんとしてでもJ2残留を目指して行きたいですね。