若者のパソコン離れ その行く先は・・ターミネーターだよ! |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

YAHOOニュースwebR25によると(10月16日(木)7時0分配信)、
ジャストシステムが発表した「インターネットに関する利用動向調査」の結果により、“若者のPC離れ”の傾向が浮き彫りになっているそうです。

15~69歳の男女1100人を対象に行ったアンケート(期間:2014年9月29~10月2日)。
10月10日の同社の発表によれば、スマートフォン利用者に「各種メディアにおけるプライベートでの1日の視聴・閲覧平均的時間」を聞いたところ、15~19歳の若者の“PCでのネット利用時間”は88.2分だったという。2013年9月の同調査では143.9分だったことと比較すると、約3分の2以下と大幅に減少していることがわかる。
のだそうです。


この手のアンケートは他社でもやっていて同じ結果が得られているそうです。

この流れは私自身は予想しているものですが、現状に慣れている人には気が重い現象なのではないでしょうか。そしてPCを製造しているメーカーにもね。


今の20代から70代くらいまでの人々は、パソコンのイメージが意識の中に強く入っている世代で、コンピューターやインターネットを使うには、見かけはハードディスクが入った(CPUもメモリーも入った)箱に、ディスプレイとキーボードとマウスがあるものだと思い込んでいるはずです。


私(達)のようなシステム開発専門業者や研究者、サーバーやネットワーク管理者などがパソコンを使うのは今後もあまり変わりはないかもしれませんが、いわゆる一般の人々がパソコンを使うと言うのは、道理で言えば本来ありえない話なのです。


それより昔に、人間の体ほどもあるコンピューターが「ダウンサイジング」と騒がれて今のようなコンパクトなパソコンになったとはいえ、重くて持ち運びに不便なことには変わりありません。


ジャストシステムが10代の若者のパソコン離れが進みだしたという話には納得するものがありますね


さらに小型化してスマホが普及してきて、その機能はパソコンに電話がくっついたようなものですから。

10代の人は、スマホでメールをしてスマホでゲームや画像を楽しんで、勿論スマホで電話する

専門的なものを作ったり考えたりするのではなければ、これで十分なわけですよ。


さらにどうなってゆくかと言えば、すでに研究されていますが、ディスプレイも空間投影型のディスプレイになるだろうし、キーボードやマウスだって無くなるでしょう
キーボードもJIS形式の並びではなくて、今のスマホのような感じになり、それより未来はもっと別の入力装置が出てくると思います。


私がイメージしている入出力装置は、人格と同じような判断力を持つロボット
今で言えばスマホの音声認識「SIRI」やそれこそ近未来のアンドロイドのようなロボットなどとと対話をするようになり、つまるところキーボードもマウスもがなくなると思っています。
マウスがなかったら選べないじゃないって・・・もうすでにタッチパネルが主流になっていますよね。

既にクリックなんて言葉は古くなりかけてスワイプとかピンチイン、ピンチアウトなんて言葉が出ていますし。
ホームオートメーション(外出先からペットの様子を見たり風呂を沸かしたりエアコンつけたりするやつ)も最近ではスマホから使えるようになってきています。
余談ですが、これ自体は新しくもないことなのです。
私が30年前は、霧が峰というエアコンのマイクロコンピュータのプログラマーだったことは以前にも書きました。
4ビットとか8ビットと言われていた頃のことです。
実はこの時代から、霧が峰にはホームオートメーションの仕様が組み込まれていたのです。
(わたしが組んでいたのだから間違いありません)
なんでいままで使われなかったかというとですね、要するにスマホがなかったからです。
取り込む信号の規則(通信プロトコルと言います)が各メーカーバラバラで統一されなかったことが大きいですね。

スマホが出たことにより通信機器のデータ転送仕様が自然と決まってきたことによると思います。


0代から70代の人々は10代やそれより若い人々が使い出す新しいコンピュータとその使い方に戸惑う日が、何年か後にやってくるのでしょうね。


キーボードやディスプレイなどにこだわっていると、若い人から「あいつは骨董品マニアか」と笑われるのだろうなぁ(^^)


私なんか、この業界に30年以上携わっていますが、一度として気持ちが落ち着いたこともなく「つまらない世界に入ったな」と思うことしばしばです。
税理士さんや弁護士さんのように資格を持てば認められるのではなく、一生懸命調べたり勉強しても2,3年で使えなくなってゆくので、根気がなくなればただの人という世界です。
幸い、パソコンやスマホもそうですが、じっと見ても中途半端な道具だなと思うばかりで、これはすごいなどと一度も思ったことがありません。
だからマイコンから汎用機そしてオフコンを知ってそこからパソコンの世界に入っても抵抗なく着いて来れているのだと思っているのですが・・・。
もちろんその都度必死でマニュアルやメーカーの通達事項を読み漁ってきていますよ。


これだけ頑張ったとしても、近い未来では、アンドロイド(つまりは近未来の入出力装置)に向かって「これ何か調べて」「このプログラム作っておいて」などと言えば
勝手に作ってくれたり答えてくれるのですから・・・・つまり私なんか要らなくなるわけです。

(アンドロイドを作る技術者はいるでしょうが、今のコンピューター技術者は淘汰されて少なくなるでしょうね)

アンドロイドが必ずしも人の格好とは限りませんよ、身近なもの。鞄とか財布とか・・・もっとも財布にはお金はなくてカードだけ。商品の価値観も変わって全てがポイントで交換される時代。

さらに言えばキーボードだって覚えなくてもいいし、今はやりのスマホだっていらなくなるかもしれません。


あ~こんなこと書かれるとついてゆけないし、こんなこと書いてるやつは大嫌いだ!などと思っている人、逆にこいつはまだ青いな!もっと先があるのになどと思い人も多いでしょうが・・・、どうぞどうぞ。私だってその内ついては行けなくなるのです。付いてゆけないのが早いか遅いかだけのことです


要するに

人間はどんどんアナログに戻ってゆく

わけなのですよ。



まぁ、ロボットが何でもするようになって、人間は労働の対価でお金をもらってそれで生きてゆくということ自体が崩れているでしょうけどね。

ロボットを開発する人間は働くけれど、多くの人は何もしない。

みんな何もしなくなる
ロボットもロボットが作る
人間は堕落してゆく

そうなると

ターミネーターの時代になるわけですよドクロ


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やっぱりこれは、間違いないですよ!


なんの話や・・・・。


(ターミネーター5は2015・7・1公開予定ですね)
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