いまだに未解決が続く2009年の島根県女子大生殺人事件。
被害者の平岡都さんは夜の11月26日午後9時15分、アルバイト先のアイスクリーム店を出てゴミ袋を捨てた後、白のマークⅡ(セダン、古い年式)に連れ去られ、11月6日に臥龍山で遺体となって発見されました。 その1週間ほど後にわざと捨てられたとみられる靴が11月30日に見つかりました。
彼女は近々バイト先を変わる予定だったそうです。
この事件より12年前、平岡さんの実家近辺で類似した事件がありました。
雨が降る1997年3月15日、夜の10時過ぎに観音寺一高の真鍋和加さん(16)がバイト先を終えて、なぜか傘も差さずに歩道に立っていた姿を最後に、行方が分からなくなりました。
翌日の16日夕方、琴南町川東焼尾の山林にマネキンが投棄されているという話が警察に届けられ、警官が現場に見に行くと、それはマネキンではなく上半身は白の長袖Tシャツで下半身は左足のみ靴下の姿になった真鍋さんの遺体でした。
死因は15日深夜に、ひものようなもので首を絞められた窒息死。
その後、朝日山森林公園事務所近くで左足の靴が発見されました。
12年も前の事件だから・・・
っと思いますが、なぜか共通点が多い。
・バイトの帰り
・バイトを辞めるまえ
・山中に遺棄
・靴だけが見つかる
・平岡さんの実家近く
どうなのでしょうか。
まだあるかもしれませんが、1997年のこの事件、その後の類似事件は2002年の宇和島の殺人事件
そして、2009年の島根県の平岡さんの事件(さらにひょっとすると今年の9月に起きた柏木さんの失踪事件)
柏木さんを除くとなぜか四国と関係があります。まあ考えすぎでしょうか。
なぜ靴だけをわざと捨てるのでしょうか?
マフィアの掟に、靴に石を入れて相手に送り付けたり、「靴に石が入った」と部下に伝えたり(つまり邪魔者を取り除けと・・)、日本のヤクザやアメリカやイタリアのマフィアというのは会ってみればわかりますが(会ってみればなんていうか見てみればですね、マフィアの場合は映画や小説ですが(^^;))靴をとても気にして常にきれいにしている人が多いみたいです。
靴=ファミリーまたは自分そのもの
という感じなのでしょうか。
つまり「私の靴を汚したもの」(私のファミリーを汚そうとしたもの)という意味があるでしょうか。
これらの事件に出てきた靴が実際にそういう意味が含まれているかはわかりませんが、もし含まれていれば何らかの「組織」が関係しているのかもしれません。
つまり平岡さんは見てはならないものを見てしまったのではないかと思ったわけです。
島根県浜田市の平岡さんの事件は、ひょっとすると浜田署は犯人の目星がすでについているが、その「組織」に絶望して話が進まなくなっているのだろうか・・・なんてことも思ってしまいました。