人間っていうのは、基本的には光に照らされた物質を脳で判断することしかできないですよね。
それ以外に、脳で判断できることは、心や感情や想像だけしかないんじゃないでしょうか。
もちろん機械を使って赤外線や紫外線や超音波など、人間の機能では判断できないものを機械で目に見えるものに置き換えて判断することは出来ます。
けど、現実には、夜空を見上げてみると、何万年何十万年前の星を見ている。
そしてそれが現在だと思い込んでいる。
小さな点でしか見えてないけど、星を思い切り拡大すると大昔の星の様子を見ることが出来る理屈になります。
だから、みんな時空を曲げようと考える。距離を無くせばいいんだ。
時空を曲げてドーナッツ状にすると、例えば1000年前の地球が宇宙の中に存在することになる。
それを拡大して見ると、平安時代の様子が目の前に展開するわけです。
時空を曲げるのではなくて曲がった場所を見つけるというほうが正しいですか。
そうやって考えるほうが(もう現実的ではないから開き直って)おもしろいですね。
【宇宙にいると年を取らない】
(つまりその分タイムスリップすることになりますか・・・)って言いますよね。
その理屈はというと、時間は地球でも宇宙でも同等に過ぎてゆきます。
しかし、宇宙のほうが全てが遅くなるから宇宙から地球に戻ると地球の人の方が年を取っているということなんだそうです。
地球の周りを回っている静止衛星は、秒速7.5キロ(時速27000キロ)で飛んでいるそうです。
(ちなみに光は 時速に直すと時速10億8千万
これで、どれだけタイムスリップするかというと、賢い人の計算によれば、もし秒速4キロで宇宙を飛んでいたら(実際はスペースシャトルで秒速7.5キロ)一日に0.0001秒だけ地球の人より年を取らないらしいです。
(宇宙では全てが少しだけスローモーションになるということ)
ということは、1年で0.0365秒だから、
28年でやっと一秒だけ地球の人のほうが歳を取ることになります。
映画のように、例えば猿の惑星なんかは宇宙船がほぼ光速に近く飛んでいないと物語にならないみたいですね。
そんな乗り物は無いから、小説書くしかないな!