自閉症
京都に、とある作業場がある。
作業場とは、登校拒否や自閉症の人達が集まる所だ。
そこに私の友達が働いている。
彼女はアルバイトをしながら、その作業場で自閉症の人たちと遊んだりパソコンを教えてみたりしている。
正直大変な仕事だと感じる。
私も昔、登校拒否や無気力な生徒に芸術やコンピュータを教えて、やる気を出させるのが目的の専門学校を手伝っていた。
生徒の目が、少しずつまたは突然輝き出すところを見るのは、なんとも嬉しいものだった。
しかし、自閉症となるとそうは簡単にはいかない。
自閉症の人の心に入るのは、ある意味自分の欲望や意思を棄ててしまわないと難しいかもしれない。
自閉症の人は自分が自閉症とは思っていないだろう。
ダスティンホフマンは自閉症の役を見事に演じている。
古い映画だが、若い人にも見ておいてほしい。
【あらすじ】
チャーリーは自動車販売業。
ランボルギーニを四台仕入れたが、排ガス規制などで、車検が通らない。
購入予約客は逃げてゆきそう。
そんな中で、勘当していた父が無くなり、遺産が入ろうとしていた。
小さな頃に、レインマンが幸せを持ってくると教えてくれた父だが、見捨てた恨みは消えない。
管財人が父の遺言を持ってきたが、300万ドルはすべて兄のレイモンドに渡ることになっていた。
そこで初めて兄がいることを知る。
レイモンドは自閉症で精神病院にいた。
ジャックは兄を誘拐して、遺産の半分を貰おうとしていた。
兄は自閉症だったが知能指数が高かった。
レイモンド・・
レイマンド・・
レインマン・・
しかしレイモンドはチャーリーを親友(メインマン)と呼ぶ。
自閉症の兄、人間に興味がない自閉症。
しかし、兄弟の心は徐徐に通じ会う。
二人の結末は・・
「誰が一塁主なんだ」「誰だ」・・この映画で、レイモンドが不安になると口ずさむ言葉は、エルビスとコステロが話す漫才の下りだが、日本語で聞くと意味がわからない。
誰 は who フー という人の名前。
出演
チャーリー
・トムクルーズ
(若いころのトムクルーズを、特とご覧あれ)
レイモンド
・ダスティンホフマン
スザンナ
・バレリアゴリノ