2007年現在、マイクロソフトが販売する事務系ソフト
WORD,EXCEL、POWERPOINT。
これらは世界的に圧倒的なシェアを持つに至っている。
しかし、今年に入って、サンマイクロソフト社が逆襲に出た。
StarSuite8(スタースーツ エイト)。
聞きなれないのは当然だ。
中身は何か。
WORD,EXCEL、POWERPOINTのそっくりさん。
作成したものは、
マイクロソフトのOFFICE2003(WORD,EXCEL,POWERPOINT、ACCESSのセット)
やOFFICE2007(WORD,EXCEL,POWERPOINT、ACCESSのセット)とほぼ完全互換。
VISUAL BASIC まで互換。
つまり、EXCELで作成したものはスタースーツカルクでも読めて、
スタースーツカルクで作成した表計算データはエクセルでも読める。
しかも、中身はエクセルとそっくりだ。
例えば、販売管理や生産管理からエクセルで作成したファイルを自動起動
させる場合でも、StarSuite8をインストールする時に、エクセルはStarSuite8
で起動させるチェックを入れてインストールしておくと、StarSuite8で立ち上がる。
しかも、無償だ!。
GOOGLEサイトから、またはSUNのホームページからダウンロードできる。
《特徴》
・無償。
・WORD,EXCELとデザインも機能もそっくり。
・VBも互換。
・マイクロソフトOFFICEと互換。
・WINDOWSでもUNIX系(SUN UNIX)でもデータ移植可能
(マルチプラットフォーム)。
蛇足:代表的なマルチプラットフォームのソフト
○ UNIX系とWINDOWS
・ORACLE(オラクル)
・アパッチ
・StarSuite8
○ WINDOWSとMAC
・ファイルメーカープロ
・FLASH,FIREWORKS,PHOTOSHOP,ILLUSTRATOR
など。
《SUNの狙い》
当然、マイクロソフトのシェアを奪取するものと思われる。
《今後》
・ビルゲイツが引退すると、動向はわからなくなる。
・OFFICEの価格がかなり安くなってくるはず。
・WINDOWS支配のPC市場が崩れるきっかけになるかも。
サンマイクロ社は個人ユースや端末ベースやローカル
環境ではマイクロソフトにかなわないが、WEBサーバーや
FA,技術計算分野では圧倒的にマイクロソフトを凌いでいる会社。
以上、私が検証した結果と感想。