佐村河内守 被爆二世 | 太平洋戦争の傷痕 次世代への橋渡し

佐村河内守 被爆二世

佐村河内守さん 46歳


全聾でありながら天才作曲家で交響曲第一番を完成させた




両親は広島で原爆被災者


母はピアノの先生で佐村河内さんを3歳からスパルタ教育する


10歳になると


ショパンもベートーベンも完全マスターしてしまう


中学高校と好きなことをやりながらも


ピアノの練習と目指す交響曲の勉強を継続


高校卒業時に将来の道を選択する


音大に行っても学ぶことはなかったため


管弦楽の交響曲を完成するため上京


その頃から偏頭痛が激しくなる


しばらくはどのプロデューサーも相手してくれない日が続き


路上生活を半年経験したこともある


1997年になると映画「秋桜」の音楽担当が決まり


その後、立て続けにオファーが舞い込む


「六悪党」やゲームソフト「バイオハザード」である


そしてゲームソフト「鬼武者」の音楽が決まった


そのとき、耳がまったく聞こえなくなってしまう


鬼武者の締め切りまで3ヶ月しかなかったが完成させてしまう



その後、耳がまったく聞こえないだけでなく


ボイラー室に閉じ込められたような耳鳴りが常に鳴り響くようになる


絶望の彼に妻が力を投じる


そしてボランティア活動にいくようになり


障害を持った子供たちとの出会いが活力となる


生き甲斐を見つけた佐村河内さんは


ついに交響曲第一番HIROSHIMAを完成させていった



被爆者二世としての運命


それは二度と原爆のような戦争がない世の中にしたい


そのために私の曲を聴いていただきたい


そう語る佐村河内さんの交響曲は


すでに2度、披露されている


そのリハーサルでほとんどの楽団が涙したという


8月の14日には京都のコンサートホールで演奏するそうです


このコンサートに佐村河内さんは400人の子供たちを招待しています


感動の人を紹介させていただきました



交響曲第一番演奏会

被爆二世・全聾の作曲家が描いた

原爆の闇と平和への光



この詳しい記事は「女性自身」のなかのシリーズ人間にて


取材塩田芳享さんが書いてます


また


「伝説をつくる男になりたくて」 のブログでも詳細が紹介されてます







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