ファンバブロ・モントーヤ | タルイ工房 新ネコ日記

タルイ工房 新ネコ日記

墨アーチスト・イラストレーター垂井ひろしの日記です。ネコの観察日記ではありません、念のため。

まったくもって人騒がせな話でした。

先日、朝っぱらから

モントーヤがGT-Rで事故死した

って話がネット上に広がっていて、

もう、ビックリしたわけです。

なにしろ、

北米 CARTシリーズにデビューして

IndyCarで活躍していた頃は

天才ドライバーと言われ、

実際、自分も
セナ、シューマッハ並みの
天才ドライバーの出現だ、と思ってました。

 

F1に転向し、

新人の分際で帝王シューマッハに
真っ向から勝負をしかける度胸。

ウィリアムズからマクラーレンに移籍してからは

チーム内でうまくいってないのか
だんだん太ってくるわ

ライコネンには明らかに負けてるわ、で
輝きはすっかり翳ってしまい、
F1から北米に戻り、NASCARに転向。

 

今季はIndy500には出場する、
ということになっていたのですが。。。

とにかく、全盛期からは翳りは見えてたものの
あれだけのレーシングドライバーが
公道で、GT-Rで事故死なんて、
まったく腑に落ちない情報で、
ニュースサイトを当たったものの、
そのような記事はなく、
どうやらデマだったらしい。。。

4月1日でもないのに、
何故そんな嘘のニュースを流すのか。
いやいや、エイブリルフールであっても
嘘の訃報は許されるものではありません。

 

実際に、19歳の青年がGT-Rに乗って
トンネル内で事故死した

という事件は起きていたようで、
何で、それをモントーヤと結びつけたのか?
もしかして、もしかして
亡くなったのは

ファンバブロと別人の

モントーヤさんだったのかな?
これ、全くの推測ですけど。。。

 

とにかく、
情報を見た時、

たとえそれが皆さんにお知らせすべき
重要な情報であったとしても、
すぐに拡散するのではなく
ちょっと確かめましょうよ。
哀悼コメントは、それからね。

なんにしても
ファンバブロ・モントーヤさん
お元気ということで

何よりです。

ちなみに、このイラストは

2002年(だったと思う)アズエフという、

当時F1速報誌から月刊誌に転じたF1雑誌に、

なんと!見開きでドド〜ンと掲載された作品です。

 

見たとおり

フェラーリの皇帝シューマッハと

ウィリアムズの若手モントーヤが
がっぷり四つに組んでる絵です。

 

元々は、

その年連載で挿絵を描かせてもらっていた

MJブロンディ氏の連載コラムのために
(毎回、楽しくちょっとあぶないコラムでした)
ラフを描いてFAXしたところ、

編集部より、
特集記事のほうで使いたいから

カラーで、見開き用に大きく描いてくれ、
ということになり、
連載コラム用には別のイラストを
考えて描くことになったのですが、

こういう絵を大きく載せちゃおうって、

遊びの余裕というか、懐の深さというか、

当時の編集部、
良かったな〜〜。