タルイ工房 新ネコ日記

タルイ工房 新ネコ日記

墨アーチスト・イラストレーター垂井ひろしの日記です。ネコの観察日記ではありません、念のため。

日本っていいなぁ〜

と感じる場所に行ってきた。

 

大相撲九月場所は両国国技館。

 

 

 

通常の紙チケットの他にQRコードチケットも

 

 

大相撲は進んでいるのだ。

だが、QRチケットの入り口には

スタッフさんしかいなくて

チケット"もぎり"の親方がいない。。。

 

 

 

 

国技館ちゃんこで腹ごしらえ。

この日は味噌味で、豚肉もたくさん入っていた。

 

 

焼鳥やビールを買って席に着くと

幕下の取組み中。

 

 

この日もチケットは完売で、

幕内の土俵入りの頃には席がうまる。

 

 

 

十両の取組みを観ながら焼鳥にビール。

 

 

さぁ、幕内土俵入り。

 

 

みんなで背伸びをしてるんじゃ無くて

武器(刃物とか)持ってないですよ〜

正々堂々とやりますよ、という意味。

 

 

物言い!

 

 

勝ち負けの判定は、行司の他に

土俵を囲うように5人の勝負審判がいる。

行司の判定に物言い(異議を唱える)と

皆で土俵に上がって協議をする。

ビデオ室と連絡を取り合ってのビデオ判定だったり。

スッキリ納得の判定だ。

大相撲は進んでいるのだ。

プロ野球がビデオ判定を取り入れたのは近年だ。

オリンピックの柔道なんて、

いまだに明らかな誤審も認めようとはしない。

 

 

今日も楽しい大相撲見物でした。

 

両国回向院

 

 

「所ゆきよし遺作MANGA展」

9/16(月)〜9/21(土)

12時〜19時(最終日は16時まで)

 

銀座STAGE-1

中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階




 

高校生の頃だったか、

よくプロ野球雑学本を読んでいて、

所ゆきよしさんの似顔絵イラストが

特にお気に入りだった。

 

銀座STAGE-1での「歌舞伎絵展」に

参加するようになって、

所さんとご一緒するようになって、

ご本人に

「じつは高校生の頃、プロ野球雑学本での

所さんの似顔絵イラストのファンだった」

と伝えたら、

所さん大いに喜んで

いろんな話を聞かせてくれた。

 

その中で

「キミ、50過ぎたらイラスト描いてないで

漫画描きなよ。キミ、筆使えるだろ、

絶対漫画描いた方が良いよ」

と言われて、

じつは今でも大いに迷っているのは内緒の話だ。。。




 

所さんがこの世を去って1年経った。R.I.P.

『加藤敏郎展』
日本出版美術家連盟(JPAL)の作家展3
9月3日〜22日
月曜休館(16祝は開館、翌17火休館)
弥生美術館 3階

じつはワタシ、中学高校の頃、日々ロックを聴きながら歴史小説を読み耽っておりました。大学の時分も美大生が歴史小説じゃカッコ良く無いなと思い、コッソリ読み耽っておりました。

こうして、たくさんの挿絵と出会ったわけですが、中でもこの加藤敏郎先生。おそらくサラサラと時代劇を描いてしまう圧倒的な画力に魅かれていました。

自分がイラストレーターを始めた頃、行く末は加藤敏郎先生のように歴史小説の挿絵を手掛けたいと思い、水墨画の先生の下で学んだのですが、多くの皆さんご存知の通り、墨は墨でも違う方に行ってしまいました。。。

この度、ワタシが敬愛してやまない故加藤敏郎先生の展覧会が開かれます。たくさんの原画が一堂に集うのかと思うと、ワクワクしています。

弥生美術館
東京都文京区弥生2-4-3
03-3812-0012
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般1,000円、大・高校生900円、中・小学生500円

主催(一社)日本出版美術家連盟