梅の湯(検見川)のコインランドリーで開催中の「東日本大震災」写真展・・・紹介します
夜、仕事帰りに梅の湯の横を通ると、チラホラと写真を見て頂いてる方がいて、できる限り写真の説明をさせて頂いてます。
今回の写真展が行われている会場は・・・100年以上続く検見川の銭湯
「梅の湯」 ブログ「梅の湯ファンクラブ 」参照
千葉市花見川区検見川町2丁目481
(最寄りの京成検見川駅~梅の湯の地図 )←クリックすると地図がでます
・・・に隣接するコインランドリーです(8時半~22時くらいまで開いてます)
僕が通う銭湯の番台のご主人とお母さんが、「好きなように使っていいよ」と無償で場所を貸して下さり、ここで震災の写真を飾らせて頂くことになりました。
設営に入ったのは、東北から帰ったGW後すぐ。
知り合いの中学生や地元の方の自発的な手伝いも頂き、手作り感にあふれすぎた、写真展が一応完成しました。
飾らせて頂いてる写真は約350枚。
お金がないもので、普通サイズの現像で、ご年配の方が多い地域の写真展としては配慮できてない大きさで申し訳ないのですが展示しています。
まず、ゴールデンウィークに行ってきた
東北の被災地の写真が、入って正面に飾ってあります。
展示してある地域は(抜粋)・・・
岩手・・・宮古・田老・陸中山田・大槌・鵜住居・両石・釜石郊外・唐丹・大船渡・陸前高田
宮城・・・気仙沼・歌津・志津川・石巻・宮城野区・七ヶ浜・仙台・名取・仙台空港・松島・塩釜・東松島・多賀城
僕は写真家でも何でもないので、カメラも1眼レフではありません。
ただただ、一生懸命まわってきました。
次は、展示場所としては、ここに貼っていいのか迷いましたが、洗濯機に貼ってあるのは、現地で被災地の方が津波直後に電車が動かなくなり、歩いて帰る途中に撮った、津波が町を襲う様子の写真コピー
釜石の南の唐丹という地区です。車に乗せて下さった方から、託されました。
※ここはあくまでコインランドリーなので、濡れてしまっても構いません(原稿があるので貼りなおしがききます。
むしろ、洗濯に来たお客様のご迷惑にならないようお願いいたします)
そして、その上には世界一周を釣りながら旅した、旅仲間のすかポン氏 が提供してくれた
石巻でのボランティア写真
現地に出向き、瓦礫の撤去などをされた様子が写っています。
これからボランティアに向かおうと考えてる皆さん、ぜひ参考にして下さい。
最近、急ピッチで完成させたのは
震災当日から撮り続けてきた写真で、ブログでもずっとアップしてましたね。
展示地域は(抜粋)・・・
旭市飯岡地区(津波)・海浜幕張(以下、液状化)・佐原・新浦安・稲毛海岸・新習志野
住んでる地域に近いからリアルだと思いますね。
以上が、現段階での東日本大震災の写真です。
なお、昼間は電気が付いてなくて暗い場合がありますが、その場合「梅の湯」が営業していれば番台に声をかけて頂くか、入って一番奥のスイッチの②を押すと電気がつきます(自分でつけた際は、必ず消して下さい)
あと、ここはあくまでコインランドリーなので、洗濯のお客様の迷惑になる行為は謹んで下さい。
また、ここでは募金やボランティアの紹介はしておりません。
・・・ざーっと紹介させて頂きましたが、今回の写真展は現地で撮ることをとても迷ったものもたくさんあります。
逆に、車に乗せてくれた方の家族が流された場所なのに「撮って、伝えて」と言われ、現実を伝えるように頼まれた写真もあります。
決して、軽くは扱えないものばかりだと思っています。
この先、残念ながら、地震は風化されていくのは免れようがないでしょう。
でも、少しでもこの地獄のような状況をみてもらうことで、一人でも多くの方が、この惨状を忘れず、一日でも長く「支えなきゃという気持ちを保ってもらえたら」と、限りなく無力な状態だけど、真剣に考えています。
ブログでも伝え続けます。
この写真展やブログを一人でも多くの方に見て頂き、そして多くの方に宣伝して頂けたら、本当にうれしいです。
よろしくお願いします。
※今回の写真展は梅の湯さんの全面協力がなければできませんでした。
100年以上続く、文化財並みの古い番台、また石造りの薬湯「露天風呂」など、420円でカッコイイ富士山も見れる銭湯です
15時15分より営業(水曜定休)なので、もしよければ寄って見てください(男女とも、更衣室に写真の展示をしております)
ヨロシクお願いします
☆風評被害に負けるな(たびたろうはガンバル仲間のお店を応援してます)
・カネシチ水産(千葉・鴨川 )…同級生が3代目の魚屋食堂→ブログ
・蕎屋(きょうや:福島・会津下郷) …後輩の実家のお蕎麦屋です→ブログ