少々遅くなりましたが、バースディにふさわしい動画をお借り致します。
前十字引退断裂。思えばフィギュアスケーターでこの怪我を負った選手は大輔さん以外
居ないわけですから、現場は試行錯誤だった思います。
この怪我がもっとも多いサッカー選手であれば、原医師も様々な角度から練習に対する助言
も出来たかも知れませんが、スケーターには事例がないうえ、原医師ご本人がフィギュアに
関する知識が皆無だった述べていましたね。なんせ「左足で降りれば?」と言い切っちゃっ
た方でありましたから(^_^;)
もちろん医師の立場でどの程度練習にアプローチされるのか、そもそも他の競技でも医師と
しての助言があるのかは判りませんが、サッカーに4回転はおろか空中で回って降りてくる
という技がないのは確かですね。←『キャプテン翼』の立花兄弟ならやりそうだけど
しかしありゃ漫画だ
正直、本田コーチに付いて4年以上もの間、4回転が不安定だった事から別なジャンプ
コーチをもうひとり付けるか思いきって変えてみたらいいのでは?
そう思ったファンもワタシだけではないと思います。でも、本当にそれで済むもしくは
済みそうな問題なら、とっととやっていたんじゃないでしょうかね?
バンクーバーからの2年間余り、4回転も絶不調という事はなく、全てが順調にいってる
感じだったのでチーム内に大きな危機感はなくてむしろ当然だったように思います。
ですがその後、4回転の練習が激化するなかで少しづつ怪我の後遺症が出てきてしまった、
そうなっては戦いは怪我との格闘と云う場面に変わってしまい、どんな練習メニューを
与えても練習そのものが思うように出来ないのだから、本田コーチがどうこう云う以前の
問題じゃないだろうか?それも今となればですけどね。
じゃあ何故チームも原医師もこうなる事を想定出来なかったのか?
スケーターとして前例がないため症例がない、しかもバンクーバー後は調子が良く本人も
チームにも油断が見られた、というあくまでワタシの勝手な憶測です。
でも、だからと云って、ジャンプ特に4回転の練習はしなければならない。今後もし大輔
さんと同じ怪我をしてしまった選手が出てきた場合、どうやってその練習を続けたらいい
のか?チーム高橋でそれを克服出来たら、それこそまたもパイオニアの称号を与えていい
と思います。
フローラン・アモディオ選手が世界選手権を辞退しましたね。
ジュベも参加しないのでフランス勢がいなくて寂しくなりました。このアモディオくんも
背中の痛みとだいぶ前から戦っているようで、それを考えたらニコライの”休憩振り付け”
はアモディオくんに対する優しさだったのだなあとしみじみした。
でも今は4回転を3回跳ばなきゃ勝てない時代と言われ、まあ言われているだけで、実際
は回り切っていればこけても点数を貰えたりするのだから、これは「4回転3つ入れろよ、
おら、でなきゃ勝たせないぞ、おら~」という脅し文句にも聞こえるのですがね。
フィギュアスケートにジャンプは当たり前だけど、4回転が一番自信のある人はその4回転
を跳べばいいんです。スケーティングの美しさに一番自信のある選手はその滑りを魅せつけ
ればいいんです。その両方が得意な選手(大輔さんは本来ここ)は、自分の一番の見せ場を
心得たプログラムを魅せればいい。
それが個性というものだったはずですよね?ISUは個性が大事なんじゃなかたっけ?
試合なのだからそのルールに従ってこそ、と云うのは判りますがお陰でどの選手も同じ
ようなプログラムになってしまった、と云う声を良く聞きます。ISUは個性を尊重
したいと言っておきながらやってる事は真逆。今後は大事な選手たちが続々と怪我を
してシーズンを棒に振る事のないように願いたいものです。
アレ?
歌子先生のお誕生日おめでとうのつもりが、全く違う話になってしまった
先生ごめんなさいです。そして再度、おめでとうございます!
まだまだお元気で頑張って頂きたいです
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