やはり、女子の演技が絡むと男子が隅に追いやられるのは常套なようで。
4時間という長丁場の半分以上は女子に使ってきましたね。
しかも相変わらずのリピートの多用。
男子FSの日でもあるのに、真央選手のSPを再度放送しなくてはならないのでしょうか?今日、女子のFSなのですから、そちらでやるべきなのでは?(誤解なさらぬよう、真央ちゃんは好きです)。
大輔さんのSPも流してましたが(昨日、観ていなかった視聴者のためかも知れませんが)、それでしたらひとりでも多く他の男子選手を放送するべきでは?
荒川さんが昨日の解説でも述べていたように、佐々木彰生選生選手のような、フィギュアのルールに詳しくなくても、一般視聴者が楽しめるプログラムを滑ることに長けた選手もいるのですから。
それからですね、一番やってはいけないミス。(ミスだと思う、のですが)。
小塚くんのキスクラの後にアナウンサーがずっとマイクで喋ってましたよね?しかもけっこう長く。その時に大輔さんのFSが始まってしまって、4Tを挑ぶところ辺りで、歓声が少ないことが観ていて分かってしまいました。
自分はスポナビの実況で知っていたとはいえ、「これじゃあ4Tに失敗したの、もろに分かってしまうじゃん」と思いましたよ。(大輔ファンだけだよ分かるのは、という人がいるかも知れないけど、だから問題ないということにはなりません)これは本当に頂けない大失敗ではないですか?
そしてやはり、表彰式は見せないのですね。
君が代も国旗も、絶対に流したり映したりしませんね。3人が台乗りしている光景だけをさらっと映して「はい、終わり」っていうのは、味気なくないですか?全日本選手権だし、3人とも日本人なの分かっているからいんじゃね?っていうことではないような気がします。
※これに関しては、下のコメントにもあるように、君が代も国旗掲揚もなかったのですね。
まあ、それでも去年と比べれば段違いに「まし」だったのは事実ですが、これからもフィギュアスケートを放送する気でいるのであれば、改善していって貰いたい問題点がまだまだ残されているのは否めません。
それでも今回の放送が幾分ましだったのは、やはり視聴者の声だったように思うのです。去年のはまるでクイズ番組でしたから。やはり、声をあげるというのは、大切なことなのだと感じます。
昨日の男子 - Free Skating Results
そして最終結果。
PL | 選手名 | 所属 | SP | FS | Points |
1. | 高 橋 大 輔 | 関西大学 | 1 | 3 | 254.60 |
2. | 小 塚 崇 彦 | トヨタ自動車 | 2 | 2 | 250.97 |
3. | 羽 生 結 弦 | 東北高校 | 4 | 1 | 241.91 |
4. | 町 田 樹 | 関西大学 | 3 | 6 | 213.48 |
5. | 無 良 崇 人 | 中京大学 | 12 | 4 | 204.21 |
6. | 村 上 大 介 | 陽進堂 | 9 | 5 | 203.41 |
7. | 田 中 刑 事 | 岡山理大附高校 | 6 | 7 | 201.45 |
8. | 中 村 健 人 | 立教大学 | 5 | 9 | 195.94 |
9. | 宇 野 昌 磨 | グランプリ東海クラブ | 7 | 10 | 190.42 |
10. | 日 野 龍 樹 | 中京大中京高校 | 11 | 8 | 188.30 |
町田くん、最終的に4位。惜しい。ステファンプロはなかなかステキなのですが・・・。
羽生君のSPでの調整ミス(自身で、滑走順での調整に少し触れてましたね)を引きづらない精神力は脱帽です。もうひとり、脱帽したのが昌磨くん。良かったですよね~~!彼も羽生君に劣らずなうかなかの強心臓です。大輔さん好きを公言しているだけあって、表現力もどんどんついてきてます。
フリー3位の高橋選手、転倒は3度ありましたが、最後のフリップがアンダーローテーションになったほかは回転不足は取られておらず、4回転も認定。 スピンはレベル3が2つ、レベル4が1つ、ステップはレベル3でした。
4Tは認定されているみたいですね。
大輔さん談;調整ミスだった。
『よくなかった。自分の中では優勝できていない気持ち。調整ミスだった。ただ、段階を踏んで上がってきているし、ちょっとずつ次につながっている。』
大輔さんらしい談話ですね
それに、ちょっとずつどころではないと思うのですが。
ボトルを抜いてからの短期間で、よくも苦手だったスピンのレベルを4まで上げてこれました。しかも、見た目で上達しているのがはっきりと分かるほどに
姿勢もバレェ・レッスンの成果で軸が真っ直ぐになったせいか、もともと定評のあった表現力に存分に活かされているし、スケーティングも大輔さんの狙い通りますます滑るようになってきています。
大輔さんは自分に超がつくぐらい厳しいので、決して「だいぶ良くなっている」とは言いませんが、その変わり小梅が叫びますね。
もう、かな~~~り、いいよぉ (by スリククラブ風に)
今回のFS3位が、ケガによるものでもなく、メンタル面での不調でもなくて良かったです。原因はオーバートレーニングにありそうなので、ニースワールドに向けて2度と同じ轍は踏まないよう、チーム大輔で一丸となって改善してくれることに期待。
その大輔さんには、ゆっくり休んで鋭気と気力を養ってもらいたいところですが、ニースの前も実に忙しいですなあ(^o^;) 毎度の事とはいえ、大輔さん、無理せんといてや~。
2012/01/06(金) ジャパンスーパーチャレンジ (愛知・ガイシアリーナ)
2012/01/07(土)~9(月・祝)スターズオンアイス大阪 (なみはやドーム)
2012/01/12(木) 日経電子版セミナースポーツセレクション 高橋大輔トークショー
『ステップ、ステップ、ステップ~明日への一歩』 ←これ、気になる!
2012/01/14(土)-15(日) スターズオンアイス東京(代々木第一体育館)
2月には四大陸もある。出ると予想(4回転跳ぶ跳ばないの予想はいつも外れるけど)。
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