「アンコン」 | あらい太朗(郎でも可)は大丈夫か

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あらい太朗(郎でも可)のブログ。冬に死なないキリギリスを目指す筆者の暮らしを綴る。

吹奏楽。

部活全体で出るコンクールは夏なんですが、
数名の選抜メンバーで出る「アンコン」は秋なのです。
「アンサンブルコンテスト」略して「アンコン」。

1校につき2チームまで出場できます。
1チームのMaxは8名。

ボクが教えてる学校は、なるべく多くの子どもに経験を積んでもらいたいので、毎年Maxの人数で参加してもらってます。

ところが、

毎年選抜されるメンバーは、当然楽器も毎年いろいろ。
それにぴったりの既存の楽譜はまず見つからない。

そこで、

毎年ボクが、その年の編成に合った楽譜を作成しています。

漫画家なのにね(笑)

日頃、他人から「ペ天才」と呼ばれているボクですが、
こういうの作ると「俺、天才かも」とか思ってしまいます。

以前は教えてる学校全部にアレンジを提供してたんですが、
近頃では御陰様で本業が忙しくなっちゃいまして、
1校に書くのが精一杯になってしまいました。

実際、漫画で何か受賞した記憶はないんですが、
吹奏楽のアレンジはしばしば賞を獲ってます。

道を間違えたか…

今年選んだ曲は、
組曲「子どもの遊び」(ビゼー)と、
「パッサカリア」(バッハ)です。

「子どもの遊び」は、いわゆる「ごっこ」の情景描写で、
ビゼーの優しいまなざしが感じられる大好きな管弦楽曲です。

「パッサカリア」は、オルガンの大曲で、
同じフレーズを延々繰り返しながら変奏して行くうちに、
なんかもう、神様が降りてくる様な荘厳な気持ちになってしまいます。

2曲とも、なんとか〆切に間に合う様に作る事が出来ました。
あとは子ども達に頑張ってもらうだけ。

本番は11月です。
みんな頑張ってね!

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