「エクスペンダブルズ3」「ルパン三世」「プロミスト・ランド」を観た。 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。








ブログに書かなきゃいけない感想が溜まりまくっている!というわけで文字数少なめでいけそうなやつを3本まとめてメモ程度に。。





公開前なのでネタバレなしです

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(映画秘宝まつり)
9月16日(火) 18:30~ 浅草公会堂





好き度: ★★★★☆ /5点



萌え大爆発


浅草公会堂にて、映画秘宝まつり!一足先に観させていただきましたが、サイコーでした!とにかく今回はまずお話がちゃんとしていてしっかりと整理されているのですごく見やすいと思います(2をディスってるわけではありませんw) というか、僕2ほんと好きですからね!2012年の2位にしましたし。てらさわホークさんの言葉を借りるなら、あの2は映画ではないなにかだったんですw

というわけで、3は最高の『萌え』映画だったんですよ。もうとにかく各キャラクターの萌えポイント(ヌキどころ)をしっかり用意してくれていて、だからこそ見せ場のラストシーンは全員の見せ場をつなぎ合わせるため、いつ終わるんだこのラストバトルは!(´∀`)という終わらないエレクトリカルパレードのような最高のドッカンドッカンを観ることができますよ。

詳しくは公開がはじまってから書きますが、あの人が最高だったり、あの人が最高のコメディリリーフになってたり、まさかあいつとあいつがああなってるなんて~というとにかく萌えて燃えるとっても楽しい映画なことは間違いないのでみんな見てね!

ハリソン・フォードとスライ




ステイサムとスナイプス。スナイプスがノリノリで最高です。




バンデラ兄さん。笑



敵はメルギブですね



シュワとジェットリー。たのしそう……w



そして素晴らしかったのが、新メンバーのひとりのロンダ・ラウジー(現・UFCチャンピオン)!僕はエクスペンダブルズには女キャラはいらない派だったんですが、ロンダ・ラウジーならOKと言いたくなる素晴らしいアクションで、これまた僕の好きなジーナ・カラーノといつ共演するのかしら(´∀`)なんてことも思いつつ。


ボコボコにされたい



じゃ、続きは公開されてから書きますね。







ルパン三世
9月22日(月) 12:50~ TOHOシネマズ渋谷





好き度: ★★☆☆☆ /5点


知性のないルパン。おっぱいのない不二子。


北村ルパンですね。観てきましたが、うーんやはりおもしろくなかったです。まず映画ルックがすごくダサいのが残念でした。まずしょっぱなの泥棒シーン。今この時代のセキュリティ万全な博物館のくせになんなんでしょうかあのセキュリティは。あの赤外線センサーですか?ご丁寧に赤く見えるように張ってあるわけないでしょw とかそもそもルパンはバイクでどうやって入ったんだとか、警察が無能すぎるとかいろいろずさんでした。

あと、やっぱセリフ多すぎとかあるんですが、大きな不満のひとつは、ルパン一味の魅力ってなんだろう?ってところなんですよね。ルパンの魅力って強さですかね?僕は「頭脳」と「とんち」だと思うんですよね。今回のルパン、知的なハッタリだったり、綿密に計算された計画だったり、とにかくルパンに大切な「ひょうひょうとしてるけどすごく知的」という最大の魅力がごそり抜けててホント残念でした…。強行突破、正面突破で宝を強奪っていうところに一番遠いキャラクターなのではないのか…。

あと、キャラクターうんぬんで言いたいことはいろいろあるんだけど、やっぱ一番これはなぁ…と思ったのは不二子ちゃんですね…。不二子ちゃんの魅力ってなんですか?「エロ」でしょ!不二子ちゃんに一番必要なのはおっぱいとケツだと思うのです。


不二子ちゃんがお風呂に入ってるのにまったくドキドキしない。
つまり不二子ちゃんとして失格だと思うのです。。







プロミスト・ランド
9月23日(火) 14:30~ TOHOシネマズシャンテ





好き度: ★★★☆☆ /5点


さらっとこのレベルが撮れちゃうのがすごいよね


シャンテでみてきました。ガス・ヴァン・サント監督・マット・デイモン主演。こじんまりしていて地味な映画だけどなかなかいい映画でした(・∀・)なんというか、限られた材料でさらっといい感じに仕上げちゃうガス・ヴァン・サントやっぱすげぇなぁと思いましたよ。もともとマット・デイモンが監督するはずだったんだけど、「やっぱ無理っぽい。」ってサントに電話して監督してもらったらしいですぞ。

ほんと派手なことは起こらないし、エネルギー問題を扱いながら村から出ないというすごくミニマムな話なんですが、ちゃんと人間が描けているので飽きずに見れちゃいますね。地味っていうんだけど、ちゃんと見せ場がいくつもあって、どんでんがえしもあって、キャラクターが「選択」し「成長」をするという、すごい優等生な映画でやはりそこはさすが。

主演コンビ。いいコンビでした。




環境保護団体のこの人も絶妙!



理想の大人の恋愛ですなこれは。




上のマット・デイモンが恋する学校の先生のアラサー女性がほんと最高なんですよ。飲み屋でのやりとりとか、ユーモア、家での生活、価値観、すべてが素晴らしい女性で、理想のオトナノオンナでした。

最後のどんでん返しは、すげぇ怖かったというか、こういうの実際にありそうだなぁと。こういうやり込めかた、封じ込め方、それにより利益を得る者、故郷を失う者。これはすごい普遍的というか社会というもののいや~な部分。そして今も間違いなくこういうことが行われてるんだろうな~っていうゾワゾワ感。まったく期待していませんでしたが、しっかり見せ場があって人間が描けていて、ミニマムながらしっかりとした映画でした!




おわり