「オールドボーイ デジタルリマスター版(カリコレ2014)」を観た。 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。





オールドボーイ デジタルリマスター版(2003年)
6月12日(木) 18:30~ 新宿シネマカリテ




好き度: ★★★★☆ /5点


やっぱりすげぇ映画ですね


カリコレ2014で観てきたのが2週間前。時間はたちましたがリメイク版もありますし一応メモ程度に残しておきます。ひっさびさに観たのですが、やっぱ超おもしろかったです。今見ても、バイオレンスはかなりなものですし、ラストのえげつなさもやっぱすごいうまく作られてるなぁと改めて感心。

初めて見たときは、正直いろいろ腑に落ちないところがいろいろあって、催眠術って…便利すぎだしうさんくさいしズルくない?とか、ひとつの恨みとはいえそこまでやる?とかあったんですが、今見るとまぁでも納得できるバランスになっていたなぁと。特に催眠術はその危うさも含めラストのいや~な余韻にプラスにもなっているなぁとか思ったり。女優陣もこんなきれいだったかなぁと、特に娘はめちゃくちゃカワイイ!だけにすごく痛い(´Д`)セックスシーンもすげぇ頑張ってたし、その印象的なセックスもラストに使う鬼演出も最高でした。あと、ダムに落ちるお姉さん、めちゃくちゃ松井玲奈さんにそっくりでドキドキしました。まぁ、そもそも学校でセックスするなよ!って話ですが。弟にファックされながら手鏡で自分の姿を見て笑みを浮かべるド変態ぶりは支持したい…

カワイイ…


あと、前は長いなぁって思ってたんですが、改めて映画館でみるとめちゃくちゃテンポがいいし、構成もすばらしいし、やっぱすげぇ映画じゃないか。この機会に見直せてよかったなぁ~。

ラストの顔いっぱつでいろんなことが想像できて、怖い怖い。


画の切り取り方がすげぇいいのはやっぱパク・チャヌクですな~。この映画、全体的にいい意味でのバカっぽさが魅力だと思うんですよ。で、今回のスパイク・リー版、ポスターとか観るになんだかポリティカルでマジメな印象。どんなバランスになっているのか、かなり楽しみです。





おわり



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監督

    パク・チャヌク 

製作

    キム・ドンジュ

原作

    土屋ガロン

    嶺岸信明

脚本

    ワン・ジョユン

    イム・ジュンヒュン

    パク・チャヌク

撮影

    チョン・ジョンフン

美術

    リュ・ソンヒ

音楽

    イ・ジス

    チェ・スンヨン

    シム・ヒョンジュン


キャスト


    チェ・ミンシク

    ユ・ジテ

    カン・ヘジョン



作品データ

原題 Old Boy

製作年 2003年

製作国 韓国

配給 東芝エンタテインメント

上映時間 120分

映倫区分 R15+