レッドクリフ | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2008年11月22日(土) 晴れ


今日は夫と一緒に「レッドクリフ」を見に行きました。

典型的なA型人間の夫は、上映時間を調べてから、乗る電車の時刻表まで確認します。

今回は、朝一の上映を見ることにしたので、出かける時間から逆算して目覚しまでかけていました。

それにしても、バ吉の散歩があるにしても、6時半起床ってやったら早くないかないかい!?


横浜の映画館に到着したのが、8時20分くらい。

が、映画館のビルには灯りがともっておらず、人気もない・・・。

夫のアホんだら~~~計算ミスしてるじゃん! 一時間早いじゃん!

だいたい、映画見るのに、休みの日に6時半起床っておかしいじゃん!


20081123_0853マック.JPG

仕方なくマックで時間を潰す・・・


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【レッドクリフ】 (中国:2008年7月10日公開/日本:2008年11月1日公開)


監督:呉宇森(ジョン・ウー)
出演 周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)
    孔明:金城武
    曹操:張豊毅

    孫権:張震
    甘興(甘寧をモデルにした架空の人物):中村獅童
    魯粛:侯勇
    小喬:林志玲
音楽:岩代太郎

(あらすじ)
西暦208年、丞相・曹操は、“天下統一”すべく80万の大軍で征討に赴く。
民を守るため撤退が遅れた劉備軍は曹操軍に大敗を喫する。
背走した劉備軍の軍師・孔明は呉の孫権軍との同盟を画策する。
孔明は同盟に協力的な呉の軍師・魯粛の案内で赤壁に赴き、
呉の司令官・周瑜に会い、互いに惹かれあうものを感じる。
周瑜は孫権に劉備軍との同盟を進言する。
曹操に降伏を迫られたいた孫権は、白紙の手紙を曹操に送り、これを拒絶。
曹操は2000隻の大船団を率いて、長江を下り赤壁へと向かう。
船団の攻撃とみせかけ、陸での攻撃を仕掛けようとしていた曹操の謀略を見抜いた
周瑜と孔明は、亀の甲羅を起源とする“九官八掛の陣”を敷き、曹操軍を待ち受ける・・・。

(感想)
感想は、“九官八掛の陣”で大勝利を収めた孫権・劉備連合軍の武官の台詞とまったく同じ。

『痛快! 太痛快了!』

80万の劉備軍を打ち破った“九官八掛の陣”。
馬に箒をつけて走らせ砂埃をおこして、敵を陣内におびき寄せたうえで、
盾を裏返して鏡の反射を利用して、敵陣の馬に目くらましをくらわせる。
盾で壁を作り、敵軍を封じ込め、投げ縄で馬上の兵士を引きずりおろし、
戟でつきまくる・・・。
多勢に無勢でありながら、策を弄して勝利に導くさまを、
100億円の巨費と何千人ものエキストラを使った大スペクタクルで
見るのは、まさしく痛快!でありました。

そして、金城武、めちゃ格好良い~~~!
激痩せしたな、と思っていたけど、スクリーンで見ると、
その存在感と気品に惚れ惚れする。
最近の痩せぶりが気になる玉ちゃんやじぇりたんも、
こんな風に銀幕で映える役者さんになって欲しいなぁと思った。
トニー・レオンもスマスマで見たときは、ホントにただのおっさんにしか
見えなかったけど、このオーラはなに? さすが大スターは違う。

意外といいなと思ったのが中村獅童さん。
兵馬俑の兵士のような顔立ちで、たたずまいが堂に入っている。
さすが歌舞伎俳優、基本のできている人は違うなと、
最近のスキャンダルには呆れていたけど、見直してしまった。

絶世の美女役の林志玲さんは、台詞の言い回しとか、たたずまいが薄くて、軽すぎ。
特に彼女の台詞のシーンは、聞いていて不快感すら感じた。
やっぱりモデルさんではなく、ちゃんとした女優さんを使った方が良かったのでは?と思った。

他にも魅力的な俳優さんが揃った映画でしたが、わたし的には魯粛役の侯勇さんがムショウに素敵だった。
(蛇足だけど、曹操役の張豊毅さんって渡瀬恒彦に似てない?)

それから音楽も非常に良かったです。

赤壁の戦いの前哨戦でPart Iが終わったので、それを知らなかった夫は、
「詐欺みたい!」と怒っていたけど、私はPart IIが非常に楽しみになりました。

20081123_1459カプチーノ.JPG
映画の後、近所のカフェで飲んだカプチーノ。
雪だるまくん、カワユス。