正木美術館のプログラム
午前、午後の2回の開催が
応募が多かったようで
3回目が追加開催されることになり
そこに入れてラッキー
そして期待以上の内容で
満足というより、感動に近い
丸山猶計先生のお話が
むっちゃくちゃ良い
日本書道の歴史が本当に好きで
おもしろくてたまらないんだろうな
というのが伝わってきて
こっちまでわくわくしてくる
楷書、行書、草書の中で
行書が中庸なので
行書から身に付けると
楷書にも草書にも行けるんですって
スタートは楷書かと思ってた~
筆は、平安から江戸までは
芯のあるものを使っていたらしい
攀桂堂(はんけいどう)さんの
道風朝臣用筆 という筆を使って
書きました。
この筆、すごく欲しい
実践の書道はというと
へた!
もう胃が痛くなるぐらい
走って逃げよかな思うぐらい
へた!
「よ~申込したなぁ」と
自分に腹立って自分の顔に
墨で×書いてやりたいと
歯軋りしたけど
「へたで何が悪いんぢゃ~い」と
逆切れ開き直りで
突き進みました
丸山先生の斬新な方法
で書くと平安時代の人になったように
優雅に書けまして
それまで、出だしべっちょり
最後、墨カスカスだったのが
力まないので、墨がなめらかに
最後まで書けてビックリ
字はへたのままだけど
終わってからも
丸山先生のところへダッシュして
いろいろ質問しちゃいました
現代の「字を書く」ことと
平安の「字を書く」ことの重さが違うことや
その頃の天皇の書いた「文字」の重さ
書の言霊、品。
優れた硯、墨、筆、紙、水
そういった道具(物)で
さらに書の品格が上がる話とか
も~!
いつまでも丸山先生のお話を
聞いていたいノ~!
と真剣思うぐらい
わくわくするお話が
次から次へ繰り出されて
大ファンになりました
あ~もっと聞きたい・・・
かねてから気になっていた
ひとつの詩の中に(掛け軸)
いろんな字体で書かれてる疑問も
わざと違う字体で書いていることがわかり
大興奮
今回も国宝の小野道風の
「三体白氏詩巻」を間近で見たり