車いすテニス世界一決定戦! | しあわせおっぱい→ねむのまちゃんねる

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しあわせおっぱいの鈴木みおです。

次男坊(10歳)が学校で,車いすテニス世界国別選手権のチケットをもらってきました。
もともと無料で入場できるのですが(笑),そんなことは分かってない次男坊。
「お土産ももらえるって!」と目を輝かせているので,「運動会の代休の日に行ってみよう」ということになりました。
有明コロシアム&有明テニスの森は同じ区内にあり,お出かけするときには目の前を通るのですが,入ったことはありません。
ちょうどいい機会だなと思って,遊びに行ってみました。

車いすテニスの世界一を決める大会ですが,平日の予選ということもあるのか,ガラガラ~。
関係者+αくらいで,好きな席に座り放題ですし,優雅に貸し切り気分です。
お天気の良い日だったので,お空もきれいで気持ちいい~。
こんなにゆったり観戦できるなんて,しあわせです。

さて,テニスの「テ」の字も知らない次男坊は,なんのことやらわからず,ぽけーっとしていました。
野球とかサッカーみたいな応援もないし,ルールも知らないので,どっちに点が入ったのかも分からず。
しかも審判は英語でしゃべるので,もう何が何だかわかりません。
これはどういうことなの?
今はどんな風になっているの?
ルールブックをもらえるので,それを見ながら説明します。


「普通のテニスと違って,ツーバンまでOKなんだよ。」
「あの線からあの線までなんだよ」
「あそこからサーブをしたら,あの枠の中に入らないと『フォルト』っていうのになるんだよ。」
などなど,少しずつ説明します。
でも,審判の発音が「ファッツ」みたいに聞こえるので,きっと彼の頭の中は大きなハテナマークがいっぱいだったと思います。
それでもじっと見ていたら「あの人はクルッて回るんだね」と,選手の動きの面白さに心惹かれたみたいです。
確かに,あの車いすがクルリンってなるのはちょっとかわいい感じがしますね。
簡単そうに普通にラリーが続いてるんですが,きっとそれってすごいことなんだろうなと思います。
わたしなら空振りばかりになるんだろうな~。
でも軽々と車いすですぅーっと移動していって,ボールとの距離を測って,上手く打ち返すので,何の違和感もなく普通にテニスの試合を見ている気分になっていたけれど,そういえば車いすテニスだった!!
ということを息子から教えられました。

車いすテニスは「クアード」という,四肢のうち三肢以上で運動能力が著しく低下している選手のクラスもあるそうです。
握力の低下でラケットと手をテーピングで固定したり,電動車いすを使用する選手もいて,男女の区別なく戦います。
また,汗をかけず身体の熱を外に出せない選手は,全身を冷やしながらプレーすることも多いそうです。
さらに足でトスをあげたり,第三者にあげてもらう選手もいるそうで,そちらも観戦してみたいなと思いました。
わたし達が観に行った時には予選でしたが,今日からは世界一を決めるリーグ戦が始まります。
土曜日が決勝戦。
ぜひみなさま,一度観戦&応援に行ってみてくださいね。

わたしはあいにく土曜日は学校関係の予定があり,行けないのですが,車いすテニスを観てからは,次男坊もわたしもニュースで流れたりすると「あっ,これ!!」と画面に引き寄せられるようになりました。
きっとみなさんも,心動かされるのではないかなと思います。
大会の詳しいことはこちらのページをご覧ください。 ⇒ 
次男坊がワクワクしていたお土産は,写真に写っている手ぬぐいと応援グッズでした。
この応援グッズが楽しくて,家に帰ってきてもボヨーンボヨーンとして遊んでいます。