ここ最近の天候でフラストレーションがたまったのを解消するために、ポチっちゃいました。
EOS Kiss X4 が発表になりましたので、X3 です^-^;;
気になるのは、天体撮影として、はたして使用に耐えるかどうか。やはりノイズがどのくらい出るかです。
あと、ISO3200は使い物になるのか…。
ダークを撮って、ノイズの比較をやってみました。
全て、撮影前に1時間は室内に放置し、またサンプルを撮り出す前に600sec×3のダーク撮影を行ってCMOSを十分に暖めてから行いました。
温度:16℃
感度:ISO1600
WB:AWB
露光時間:60,120,180,300,600sec
NR設定:高感度撮影時のノイズ低減→なし 長秒時露光撮影時のノイズ低減→なし
サンプル:画像中央部300x300px切り出し・レベル255→128
16℃だと、どちらもそんなにノイズが目立たない感じで、X2とくらべてX3は灰色の細かいノイズが一面に出ています。でも、レベルを上げないと分かりにくかったです。しかしながら、やはりX2の方が少ないようです。
16℃程度の気温であれば、X3でもまだ使えそうな感じですね。
次に、温度の違う部屋(暖房の効いた部屋)で夏(初夏?)を想定してノイズ比較してみました。
温度:27℃
感度:ISO1600
WB:AWB
露光時間:60,120,180,300,600sec
NR設定:高感度撮影時のノイズ低減→なし 長秒時露光撮影時のノイズ低減→なし
サンプル:画像中央部300x300px切り出し・レベル255→128
27℃だと、長時間露光になるほどX3はノイズがひどくなりました。これを見ると夏に300sec以上の露光はX3では無理だと考えた方が良さそうです。
続いて、X3から使用できるようになったISO3200。これが、使い物になるかどうか。
温度:16℃
感度:ISO1600,3200
WB:AWB
露光時間:60,120,180,300,600sec
NR設定:高感度撮影時のノイズ低減→なし 長秒時露光撮影時のノイズ低減→なし
サンプル:画像中央部300x300px切り出し・レベル255→128
左X3 ISO1600 右X3 ISO3200 120sec
左X3 ISO1600 右X3 ISO3200 180sec
左X3 ISO1600 右X3 ISO3200 300sec
やはり、長時間露光はノイズが醜いですね。16℃でもここまでノイズが出ますので、X3は真冬の自然冷却されているような時期限定でしょうか。実際には27℃のISO3200も撮っていますが、見るに堪えないので載せません^-^;;
結論、X3は夏を除いて暑くない日の短時間露光ならまだノイズ的には使えそうですが、特に理由が無ければX2の方が良いですね。ノイズについては、DXが少ないと聞きますが、やはり私的にはライブビューを捨てることができません^-^;;
ステライメージでX3のRAWも読めるようになっていますので、ダーク引きをしてどのくらいノイズが低減出来るかもテストしてみたいところですが、せっかく撮りに出たらやはりノイズの少ないX2を使うでしょうね^-^;;
ということで、X3は普通撮り用として使用することにして、X2は来週にでもIR改造に出そうと思っています。