ひとりでジャーミィーに行って、ぼぉーっとするのがスキ。
誰とも喋らずに、ぼぉーっとみてるのがスキ。
普段、あんなに感情的で自己チューなトルコ人たちが
キレイに揃って、お祈りしてる姿・・・なんか不思議でおもしろい。
「やればできんじゃん!」
ってチャチャ入れたくなる。笑
よく海外に出たら宗教の話はタブーだ!
って言うけど、私は仲良しのお友達には結構ズケズケ聞いちゃう。
「ねぇ、なんでジャーミィー行かないの?」
「なんでお祈りしないしお酒飲むくせに、豚肉だけは食べないの?」
トルコ人の99%はイスラム教徒って言われているけど、私の仲良しのトルコ人に
1日5回お祈りするような敬虔な信者は、ひとりもいません。
感覚的には、日本人が仏教徒だって言ってるのと似ている気がする。
もちろん敬虔な信者もたーくさんいるんだよ。
でも、そうじゃないひともたーくさんいる。
OK と NG の線引きが、ひとそれぞれ違っておもしろい。
最近なんだかうまくいかない・・・
と嘆いているトルコ人に 「ジャーミィー行って、アッラーと交信しなよ」 と薦める私は
なんなんだろう。笑
街中に溢れるジャーミィー。
街中に響き渡るアザーン。(お祈りタイムはっじまっるよーのお知らせ)
日常風景の中に宗教が色濃く溶け込んでいて、かといって、みんながみんな敬虔なわけでもなく。
なんなら私の方がジャーミィー通なんじゃないかってくらい、ジャーミィーに行かないトルコ人もいるわけで。
なーんか、そーゆうのっておもしろい。
ちなみに、お祈りのことをトルコ語では “ナマズ” って言うんだよ。
なによりそれが、いちばんおもしろい。