田沼ニュース 第288号 H27.8.24


■■■戦後70年安倍総理談話について■■■

戦後70年の安倍総理談話が発表されました。

「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」とありましたが、完全に同感。
戦後70年も経過したにも関わらず「お詫び」を繰り返すべきでないし、そのことを明示した意義は大きいと思います。
これが今回最大の前進であり、安倍総理でなければできなかったと思います。

もう1つ良かったのは、戦後50年の村山談話を継承した内容では無かったことです。
私は、「村山談話20年目の真実」という本を共同で執筆・出版し、村山談話の手続きの非正当性・内容のおかしさを訴えてきました。



手続き面では、閣議決定の内容について閣僚への事前周知がされておらず、唐突な決定だったことが、執筆のためのインタビューで明らかになりました。
これだけ重要な談話が根回し無しでは、談話の正当性を疑わざるをえません。

内容面では、村山談話には「国策を誤り」「侵略と植民地支配」という文言がありますが、その中身、指すところがはっきりせず、談話発表当時、村山総理が記者にその点を尋ねられても明確に答えられなかった、というものです。
何を指すか曖昧なのに、国内外に発信してしまったことで、日本の名誉を大きく傷つけ、外交の基本方針も謝罪外交となってしまい、かえって日中日韓関係も悪化したという、極めて罪の重い内容なのが、村山談話なのです。
安倍談話が、このように問題だらけの村山談話を踏襲した内容にならなかったことは、本当に良かったと思います。

なぜ私を含む保守系の政治家がこれだけ歴史観にこだわるのか、とお思いの方もいるかもしれません。
それは、村山談話の件でも表れているように、総理大臣の発表する談話は、外交の基本姿勢を規定する、極めて重要なものだからなのです。
だからこそ私もたとえ票にならなくても、歴史問題を立志以来訴え続けているのです。

歴史戦で中韓に負けているからこそ、世界中で中韓が行っている、日本の名誉を貶める活動(慰安婦像の設置や、世界遺産登録への不当な介入等)を止められないし、総理や閣僚の靖国神社参拝等の国内問題にも口出しをされてしまうのです。
歴史戦で負ければ外交でも負けるのです。

歴史観正常化へ、私も努力を続けたいと思います。



■■■チャンネルajer『村山談話20年目の真実』■■■

チャンネルajerでも、私も執筆者の一人である、村山談話検証本
『村山談話20年目の真実』の紹介をしました!

以下URLより、ぜひご覧下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=qDLXinEPJmA

★「村山談話20年目の真実」公式HPはこちら
http://xbrains.co.jp/books/

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★産経新聞の書評はこちら
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■■■【8/31放送】千葉テレビ「カラオケ大賞21」出演!■■■

千葉テレビ「カラオケ大賞21」に出演しました!
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8\31(月) 20:00~ チバテレビにて
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▼絶句。この人はどれだけ国益を毀損すれば気が済むのか… オバマやプーチンが、同じことをするか?! あまりのことに、コメントできない…
→ひざまずいて謝罪 韓国で鳩山元首相 http://goo.gl/I3yzVM

▼中国という国の本質を表している。安保法制の審議についても、日本はよく、相手を分析して、決定していかねばならない。
→「最善策は騙し、中国外交の本質を見よ 」 | 櫻井よしこ http://goo.gl/mevPDN

▼総理が中国を名指しするのも、真実である以上、当然だ。国防は、観念論ではなく、具体的で現実的に国際情勢を踏まえて議論しなければならない。
→【外交・安保取材の現場から】安倍首相が中国を名指し 安保法案審議で現実論に転換したきっかけとは… http://goo.gl/L05YoZ

▼現実を無視した反戦平和を唱え、現場の制約を残すと、その代償として犠牲を払わねばならない可能性がある。過酷な国際社会の中、日本を守るには、いい加減、平和ボケから脱却しなければならない。
⇒「安倍嫌い」の朝日よ、カンボジアの悲劇を思い出せ http://goo.gl/W7kDVc

▼最後の米国防省のコメントが、私の一番言いたいこと。すなわちこの法案は、常識的な取組みであり、「戦争法案」には全く当たらない。国際標準なのだ。反対派は現実無視だ。
⇒安保法案44カ国が支持 政府資料、欧米・アジア主要国が賛同 http://goo.gl/K30av1



■■■検証本を参考にして頂いたと信じています■■■