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部会にて、山の日反対を主張!
今朝の部会にて、以下のような理由で、私は反対を主張しました。
私はどうしてもこの祝日化に賛成できません。賭ける思いで臨みました。
結果は、維新の同僚議員の多くが趣旨を理解下さり、その場では反対も多数でした。他党は共産党も含め、全て賛成している中、皆の良識発露に、嬉しかったです。この党にいることを誇りに思います。
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根拠不明な「山の日」祝日化に反対します
~ぜひ党同僚各位のご理解ご賛同をお願いします~
呼びかけ人 田沼隆志

◆ 現在「山の日」祝日化に向け、「祝日法改正案」が超党派による議員立法で提出予定
① 8月11日に「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
② 制定議連会長は衛藤征士郎氏。自、民、維、公、み、共、生がメンバー

◆ 反対理由
① “8月11日”という日付けである根拠がなく、妥協の産物
² 11日は、山に関する何の歴史・伝統的記念日などでもなく、根拠が皆無
l すでに多くの自治体で、様々な「山の日」や同類記念日も制定済み。改めて全国一律の祝日を新設する理由が薄弱
l もともと日本山岳会など5団体でつくる「山の日」制定協議会 が中心となって祝日化運動をしていたが、その候補は6月の第1日曜日だった
² 「お盆あたりが休みやすいので、当初8月12日を想定したが、日航機墜落事故が12日だったため、11日とした」とのことですが、そんなに適当に日を決め、かつあっさり日付を変えられるような、軽いものなら、この日付には何の意義も思い入れも無いということ。国民に浸透・定着しないことは明らか
² 国民に、祝日となる必然性が説明できないと、祝日の意義・理念は伝わらず、単なる休日として捉えられる恐れがきわめて強い

② 休日が増え過ぎる
² 日本は世界でも最も休日の多い国の一つ。これ以上増やす理由がない
l 日15日、仏11日、独10日、英8日、米10日
² 企業活動、景気への悪影響がある。経済団体も反対している。
² むしろやるならば、有給休暇取得の奨励
l 日8.2日、仏25日、独30日、英24.6日、米13.2日

③ なぜ“山”なのか? が不明
² 海の日が祝日だから、山の日も、という発想は、あまりに安易。ならば、太陽の日、大地の日、水の日、川の日、森の日なども必要になる
² 「みどりの日」との違いが不明。“みどりの日関係者の理解を得るのが困難”とあるが、祝日を決めるのに必要なのは、関係者理解より、国民理解では?

④ そもそも祝日が、単なる休日と化しており、山の日もそうなるのは明白
² 戦後ほとんどの祝日は、単なる休日と化している
² 評論家の福田恒存氏「祝祭日が休日と違うのは、それに儀式や行事が伴い、それを通して国民が連帯感を確認する事にある」 実際、かつて日本は宮中祭祀と一体の祝日とすることで、連帯感を確認していた。
いまは、連帯感をつくる、一貫した理念などは全くみえず、バラバラ
l 他国では、キリスト教など(キリスト生誕祭=クリスマス、三王祭、復活祭、聖ヨハネ誕生日、感謝祭等)、宗教をベースとすることが多い
² 今回また“祝う行事も気持ちも伴わない”“国民の連帯感も確認できない”“単なる休日と同じ”ような、山の日が追加されるのは、祝日の意義を破壊する行為

◆ むしろ「山の日」祝日化より、先にやるべきことがあるはず。
「日本が抱える根源的な問題の解決に取り組む」我が党としては、戦後日本のいい加減さを象徴である、祝日全体を、抜本改革すべき

① 占領下(昭和23年)で定められた、祝日法自体を見直す
² 「第一条  自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける」
これは、現行憲法前文と似て、日本の伝統的国柄となじまない理念・文言が多用されており問題がある。国民の連帯感確認、という祝日本来の目的を取り戻すべき

② 歴史的におかしな祝日を正す。特に“祭日”の復活
² 文化の日⇒明治の日
² 勤労感謝の日⇒新嘗祭
² 建国記念の日⇒紀元節とし、2月11日を確定させ、政府主催式典を開催
² ハッピーマンデー全廃、歴史的由来の日に正す
l 成人の日(1月15日)、海の日(7月20日)、
体育の日(10月10日→2020年東京オリンピックで改める)
² その他宮中祭祀に合わせて、改変
l 四方節(元 元日)、春/秋季皇霊祭(元:春/秋分の日)
² 廃止…憲法記念日、みどりの日、こどもの日、敬老の日