先日ご案内しましたが(http://ameblo.jp/tanuma/entry-10200759737.html )、


今年も「建国記念を祝う集い」出演してきました。



政治家への道 ~田沼たか志の再挑戦-kenkoku





第1部「日本の心を歌う」の、司会と歌い手として、出演してきました!



1.海ゆかば

2.荒城の月

3.千の風になって

4.かざぐるま

5.花

6.御即位奉祝歌~平成の御代をたたえん





○ 海ゆかば
万葉集より 信時潔作曲



戦争中は、第2国歌と言われた歌です。先人への、鎮魂の歌でもあります。

建国を記念する今日にこそ、祖国のために命を散らした先人への、感謝の誠を捧げるべき日です。

心を込めて、しかし勇壮に、歌いました。



日本人は心に、天皇陛下への「忠」があることが、他国にはない、日本人の心の穏やかさにつながっているように、感覚ですが、感じています。






○ 荒城の月
土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲 山田耕筰編曲


 



日本の心と言えば、荒城の月は欠かせません。この威厳が、私は大好きです。





○ 千の風になって
作詞不詳 新井満 訳詞・作曲




高木先生の独唱で、千の風になって。私も選挙のときに歌っていたことを思い出します。

本来なら私の十八番、というところですが、楽譜がテノールだったので(私は高い音は出ない、バリトンです)、高木先生に歌っていただきました。



政治家への道 ~田沼たか志の再挑戦-kenkoku




○ かざぐるま
一青窈作詞 武部聡志作曲



藤沢周平の「蝉しぐれ」のテーマ曲。

あの映画は、ものすごく奥ゆかしく、でもそれが日本人の美しい心をしみじみ感じて、いい映画でした。


本来は一青窈が女声で歌いますが、珍しくバリトンの男声で。違う趣きが出ますね。





○ 花
武島又次郎作詞 滝廉太郎作曲




昨年に引き続き、好評の、男声合唱による「花」。

こういう曲を通じて、私は自然に、日本という国が好きになっていきました。

愛国心育成、と書くと大袈裟ですが、日本の古き良き唱歌を、たくさん歌う教育が大切と思います。





○ 御即位奉祝歌~平成の御代をたたえん
清水利作詞 黛敏郎作曲


ご存知、黛さんが、公募した歌詞に作曲して作られた曲です。

私も今回初めて知りましたが、とても良い歌です。

私は指揮を振りながら、会場の皆さんと一緒に、歌いました。





以上が「日本の心を歌う」コーナーでした。清清しく気持ちの良い時間を過ごせました。




そのあと第2部では、天皇陛下のご巡幸のビデオがありました。

いい内容で、来場者も多くが感動していました。




第3部は講演。

日本教育再生機構でもお世話になっている、皇學館大学教授の、新田先生による講演です。


政治家への道 ~田沼たか志の再挑戦-kenkoku


「神話を学べば、先人のモノの見方や考え方が見えてくる」


「国が続くのは難しい。パルテノン神殿は廃墟。ハワイの文化センターは異教徒のモルモン教徒が運営。日本は独立を保ったから、信仰が守れた」


「生かされている感謝を取り戻すには、人間も国家も神聖であるべき。神聖なものがないままでは、今の道徳の崩壊を直すのは無理。祝日法は改正すべし


「日本の力の根源は、祭祀国家であるということ。天皇陛下は、祭祀主」



どれもハッとする言葉ばかりで、大変勉強になりました。

私は、祝日法改正を以前訴えましたが、その論拠もまた学べました。

http://ameblo.jp/tanuma/entry-10054167362.html




また、これも先日書きましたが、林先生の塾での勉強で大変感動したのが、ユダヤ復活の話です。

いまから2000年前、ローマ軍に滅ぼされかけたユダヤ民族は、全滅寸前でローマの司令官に、あることを条件に降伏した。

あること。

それは、学校を作ることだった。

廃墟の中で学校を作り、ラビ達はユダヤの、①祈り②言葉③歴史 を伝えていった。

それが、ユダヤ民族生存のための科目だったのだ。国土すら失っても、民族の精神を2000年間保ち続けたのは、この3つの科目だった。

そして、ついに2000年経ち、悲願であった祖国再建を成し遂げたのだった。



これは実例です。単なる意見や理論ではないのです。それが迫力となって、私に迫ってきます。



私は、日本の心を取り戻すには、誇りある日本の歴史を見直さねばならないと考えています。私自身、歴史を学び、いかに多くの先人の犠牲の上に今があるかを知って感動し、急激に日本の心というものを感じるようになったからです。



しかし、歴史のみならず、日本語、そして日本の信仰も、日本の心を取り戻すには、等しく重要です。一人称だけでも何十もあるような、日本語の奥深さは、守らねばなりません。言葉の乱れは私は大変気になります。



そして、祈りです。昔と比べて、神棚や仏壇のある家が、現代は随分減ったと、ある調査に載っていました。水面下で、日本の心の崩壊は、着実に進んでいるのです。



神聖なものを取り戻す。いまあることへの感謝の気持ちを、誰もが持てるような社会を作る。そんな社会は、必ずや、前向きで元気な心に満ちるはずです。



我が使命として、頑張りたいと思います。