あの手この手大作戦
まずは、ステロイドの投薬。
今まで、腰からわき腹にかけての痛みで
寝れなかったのが、ウソのように収まった。
先生との話し合いで、高齢を考慮してR-CHOPではなく
R-THP-COPで行うことに決まり、治療を行うことに。
全、6クール(場合によっては8クールまで可能)
まずは、60%程度の薬の量から初めて、あとは様子を見ながら
100%へ近付ける。
万が一の事を考え、近くの親戚には見舞いに来てもらった。
第1クール開始。
治療開始から4~5日は、何の副作用もなくいたって元気だったが、
少しずつ副作用が出始める。
まずは、白血球の低下、そして食欲不振・味覚異常・・・。
白血球の低下は、薬の投与で何とかしのいでいるが、
殆んど食事ができなくなった。
水分量は、飲む量、出る量を計測して管理しているので、
看護師さんから指導して頂けるのだが、病院食が食べれない。
栄養士の方も、できるだけ食べれそうなものを特別に出して
くれるのだが、それでも食べれない。
先生に許可を頂いて、病院食とは別に、持ち込みで対応することに。
何を食べても良いとの事なので、市販のエネルギー補助食品や
バナナ、アイスクリーム、チョコレート、ゼリー・・・
食べやすくて、栄養が取れそうなものを会社帰りに買って行って
あの手この手で食べさせるのだが、体重の減少が止まらない。
そんな平日を繰り返しながら、土日はと言うと、
母が退院してからの居住スペースの確保。
第1クールが終わると、一旦退院して、1週間後に再入院して
第2クールが始まる。 なので、退院後の居住スペースを
確保しないといけないのだが、どの部屋にも20年分の
ガラクタが有って、これを何とかしないと・・・。
急遽、収納庫を手配。 収納庫に保管するもの、部屋を移動するもの
処分すねるものに分けて整理。 母が入院後、土日はこの作業で
殆んどつぶれたが、何とか1部屋確保。 間に合った。
第1クール開始から2週間が経過。
いよいよ、リツキサンの投与開始。(点滴に6時間を要した)
第1クールの間、白血球の低下で面会できなかったり、
食欲の低下で体重の減少が止まらなかったり、
脈が異常に早くなったり、血液中の酸素濃度が下がったりと
ハラハラさせられっぱなしだったが、何とか第1クールを終了。
一時退院の日を迎えた。
【 トビ 】
【 コブハクチョウ (ご近所の貯水池) 】
【 オオジュリン (響灘ビオトープ) 】