冬の時代だからこそ | So What?

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どんなに忙しくても音楽の傍に居たいものです

アップアップガールズ(仮)の 「マーブルヒーロー」の初披露動画を見た。

おそらくPandaBoY氏プロデュース。ベースは「アッパーカット」を踏襲してるが、「ヒーロー」というキーワードのせいか、振付なりコンセプトなりがももクロさん方面に寄ってる感。
個人的にはあそこには今近寄らない方が良いと思うんだけどな。
まあ、評価自体はCDで聴いて9月2日のライブ見るまで保留とするけど。


メジャーデビューを模索するにあたって、どっかのレコード会社のエロい人から助言でもいただいたのかな。「今○○が流行ってるし、そういうのも取り入れたら?」的な。
あるいは、何でもやったるという意気込みでこれ風味も1曲ぐらいアリかというノリかもしれん。

後者だと良いんだけどな。

考えたら、今はAKBさん全盛ということで、中央地方問わずAKB風味のアイドルさんは多い。
安易だけど、流行ってることになってるんだから仕方ないの。
モーニング娘。やミニモニ全盛の頃にも、同じようなアイドルがいたんだろうな。その頃のアイドル事情知らないけど。

Perfumeも広島時代はミニモニ的なイメージあったしね。

で、そこからハロプロが衰退して冬の時代が再来したときに、Perfumeはメジャーデビューとなったと。逆風の中大変だったと思うけど、考えたら、そこで○○風という変なアドバイスをレコード会社のエロい人からいただなかなくて良かったよなあと。

当時、徳間の偉い人は、
「Perfumeは「アキバ」や「近未来」がキーワードのユニットですので、当時のつくばエクスプレス開通とタイアップして「リニアモーターガール」という展開はどうかとか」
的なアドバイスをされたらしいけど、AKBや娘。が流行ってたら、
「流行ものも少しは取り入れたらどうか」
と言ってたかもしれんわけですよ。やっぱ「とりあえず売りたい」わけだから。
でも、指標になる流行のアイドルがいなかったおかげで、時事ネタに絡めてそういう流れになった可能性もあるわけです。とりあえずなんかキーワードがないとってことで。

そこに乗っかって中田ヤスタカが好き放題作ったのが「リニアモーターガール」であり、そこからいまだにファンに支持されてる3部作が出来たわけですよ。

などと考えると、冬の時代も悪くないと思ったりしてね。