ヒツジこんばんわ。

タバコ農家の多くは死の産業に縋り、JTからクビを切られてしまうという道を選んでいるようですが、この農家のように転作の道、いや死の産業から足を洗うという道を選んだ頭のいい人たちもいます。


100年以上続いた伊勢志摩のタバコ農家の畑がキャベツ畑に-たばこ消費減で /三重(2009年12月21日 伊勢志摩経済新聞)


 度会郡玉城町で100年以上続いたタバコ農家の畑が、6年前からキャベツ畑に変身した。5代目になるという澤田勝司さんと妻の里美さんは、今が旬の冬キャベツの収穫で大わらわ。

(中略)

 現在は、しぶき、輝風(てるかぜ)、松波(まつなみ)、せいりん、冬藍(とうらん)、冬のぼりの6種類のキャベツを栽培。10月末から3月まで収穫できるように品種を分け、生産調整しながら収穫する。一般的に「寒玉キャベツ」「冬キャベツ」と呼ばれ、巻が強く甘味があり柔らかいのが特徴。特に寒くなり霜に当たると一段と甘味を増すという。

 澤田さんは葉タバコからキャベツの生産に変えた決意を「これまでは、主にマイルドセブンの材料となるコウカーという葉タバコを栽培していた。景気に左右されずに安定した生活をしていたが、たばこの販売量の減少を心配して6年前に見切ってキャベツの生産に切り替えた」と打ち明ける。「年々甘くおいしいキャベツができるようになると、喜びも増してくる」と話す。

 素晴らしい決意です。このままタバコ農家を続けていては、いつかはJTからクビを切られていたでしょう。この農家も、他の転作を決意した農家も長くおいしい作物を生産してほしいです。

 こうした食料を生産する事により生産者も消費者にも喜びを与えます。タバコは生産者に喜びを与えるかもしれませんが、消費者には不幸と死を与えます。タバコ農家は自分の作っているものが人に死を与えている事に気づいていないのでしょうか?

 それに、食料にもならず害にしかならないタバコを生産していても国家として不利益なだけです。日本の食料自給率は以前低いままです。日本はFCTCを受諾しているので、タバコ農家を転作するように支援しなければいけないのですが、食料自給率を上げるためにも日本政府も国家戦略としてタバコ農家を食料農家へ転作させるように支援すべきではないでしょうか?

でわでわm(_ _)m。

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