雪の降る夜に、暖かい暖炉の前で、
泣きながら観れたら素敵だな~つて思えるいい映画映画

観てきたのは、銀座テアトルシネマで上映中の
"Il y a longtemp que j'aime"邦題「ずっとあなたを愛してる」…

6才の息子の殺人罪で、15年の刑期を終えて出所したジュリエットは、妹レナのところに身を寄せることになり。。。

なーんてきくと、青っぽい画面のおちていくだけのフランス映画かしら?なんて頭をよぎったのだケド、いい意味で全く裏切られました。

こうゆう題材と人間模様をこんな風に描けるんだ。。フランス映画だからこその繊細さがありましたね~
"蘇生"という言葉の使い方が正しいかわからないケド、私の頭の中にはその言葉が浮んだンデス。

心が死んだも同然の1人の女性が、ゆっくりとふつうの生活の中に再生していく姿がいろんな愛の形と一緒に丁寧に描かれています。主演のクリスティン・S・トーマス(ジュリエット)と、エルザ・ジルベルスタイン(レア)の演技、レアの同僚の髪の薄い?紳士の台詞は、実際のこの監督にも風貌が似ていて、彼自身の言葉を代弁していたように感じましたね~。映画の中でやりとりされるフランス語が胸に染みるんデス。

" Il y a…"という題名は、、映画の中で姉妹が歌うピアノ曲のワンフレーズのようでしたが、いろんな意味が込められているように思いました。

10代でも20代でもなく、アラフオーだから味わえる映画だったかな。。。

2/12迄上記映画館で上映中!Emmyのブログ-??.jpg