JR/阪神 元町駅 東口 セブンイレブンから山側サンセット通り西向きに徒歩1分
古いビルの2階 ギャラリーARCA 西田です^^
店内靴を脱いで上がる形になっております。備え付けスリッパをご利用ください。
【アクセス】
昨日から始まった二つの展示。
本当に驚いたことに、お二人とも共通点がちらほら・・・。
なんだかほんわかあったかいムードの展示になりました。
ぜひ、神戸元町にいらっしゃった際はお立ち寄りくださいませ。
1度のご来店で2度楽しめます!
さて、ますます、アルカの展示にいらっしゃる方は、作家様のお客様や、いつもいらしてくださるお客様、作家様ご紹介のお客様、ネット通販でご覧くださったお客様がほとんどになりました。。。
通りすがりで、とか電車から見えて、とか何かあるかな?でご来店のお客様はほぼ皆無。
なので、ある意味、言葉もかけやすいですし、ゆっくりとご覧くださる方が多いのがすごく嬉しいです。
以前、もっと宣伝したら、とか、立地の良い路面店に移転したら、とかいろいろ言われたし、思ったんですけど、私は今のスタンスが一番いい、と思っていますので、より宣伝とか立地の良い場所とかには移る気持ちは今のところなくなりました。
というのも、人通りの良い場所にお店を出すと、犯罪防止のためにいろんな経費がかかるし、また路面店だと本当にいろんな方がわけもわからず入って来て、逐一説明しないと・・ということもあったり・・・。
一見さんお断り、なんて京都の老舗みたいですけど、京都がそういう風に紹介制で経営しているのは意味があって、やはり特殊な業種であればあるほど、一般的な広く浅くのお客様には対応できない、というのが一つ理由としてあげられると思います。
信用もそうですし、常連のお客様が居心地よく過ごしていただくこともお店にとって必要な要素です。
だからといって、新規お断り、というわけではないのですが、いつもお店にいらっしゃるお客様からのご紹介、というのがあると、お店も警戒心を解いて、おもてなしすることができるんですね。
アルカの場合、一見さん対応でまず聞かれて言わなくちゃいけないことは、
1)ここはギャラリーであること
2)並んでいるものは、作品であること
3)作品を作る作家さんにはファンの方がいらっしゃること
4)私は全部の作品を作っていません。
一見さんは、どんな店かわかってなくて入ってこられる方が多いので、まずはどういう業種であるかというのを話さないといけません。
また、耳慣れないのか、「作品」、「作家」、「ファン」という言葉に敏感に反応されます。
よほど日常じゃないんでしょうね。
そして、私が接客しているので、全部作っているんだと誤解される方も多いです。
アルカの様なお店は神戸ではあまりないと思います。
市販のものを販売しているお店とは全く違う形態なので、驚かれることも多くて、素材のこと、これは何?とかいろいろ説明し、最後に「あなたは作るの?」というのが定番パターンで、本当に疲れます。
1人しかいない場合はある程度対応もできますが、やることが多い時や、お客様が複数いらっしゃっている場合などは正直対応できません。
作品を好きな方は、限られています。
特に作家さんファンの方は、ごくごく世間一般と比べたら少数でしょう。
そういったお客様にご来店いただいて、楽しく作品をご覧いただくには、不特定多数のお客様がいらっしゃるお店では対応できないんです。
ただ、アルカの場合は、特殊とは言え、敷居を高くしたくない。
作品を好きな方はどんどんいらしていただきたい、と動画配信や、インスタライブなども通してアピールさせていただいています。
手に取りやすいアクセサリーや紙雑貨など、雑貨的な要素も残しつつ経営しています。
だからある意味不特定多数の方にアピールしてもいいのかもしれないですが、1000人お声かけして一人、もしくは二人、お客様になってくださる感じでしょうか?もしかしたら0かもしれません。その間、一見さんの対応で嫌な思いをし、疲弊するよりかは、今の状態を保ちつつ、特定のお客様に喜んでいただきながら、つながりのある新しいお客様にも楽しんでいただくのがベストかな、と思っています。
ある意味、ギャラリーは紹介業です。
作品を通して、作家を紹介しています。
作品を買われた方は、きっと作家ともご縁のある方。そのご縁のある方からご紹介されたお客様もまた、作家とご縁のある方と私は思っています。
そうやって人のご縁で作品が手渡されていくこと。
ギャラリーはそういう人と人との橋渡しをする場であることを、多くの方に知って欲しいと願います。
ただ今開催中の展示です。