九州では、ハウスでのトマト栽培の終わりをそろそろ迎えます。そしてすぐに来期生産の準備に入ります。
今季の後片付けと来期の準備で念頭に置いて頂きたいのが、今期の「後片付け」は来季の「準備」になるということです。
具体的には、今期の作物残差を無駄にすることなく、有機物確保を目的として土壌へ鋤き込むということです。トマトや刈り草は、枯れた状態ても大丈夫です。リードアップによって土壌微生物を活性化すれば土壌障害(連作障害)改善と土づくりを同時に実施できます。つまりは、土壌障害(連作障害)改善も土づくりも土壌生物性の改善が必要不可欠なのです。