パワースポットの訪れ方 | 人生を思いっきり味わう "充実の芸術家" になるブログ

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5年前にはじめて 熊野古道 を歩きました。


前日に現地入りして、


翌日の早朝から一日中アップダウンの激しい山道を歩き続けました。


ついに陽が暮れようという時分になって


ようやくたどり着いた熊野那智大社の 「那智の滝」 を目にして


達成感どころかそれを超えて、


不覚にも泣きそうなほどの感動を覚えたことがあります。


パワースポットがパワースポットとなり得る理由を少し実感できたような感覚でした。



そのむかし江戸時代に


江戸から片道15日間もかけて


命がけで行われていたという お伊勢参り(お蔭参り)


きっと伊勢神宮に到達するまでの長い長い道中を参る人々の魂がそこに集積して、


伊勢神宮がパワースポットになったんじゃないかなって


そう感じたりします。


なーんて考えていると

観光バスに乗って

伊勢神宮の目の前に簡単に到着してしまっていたのでは

本当にパワースポットに行ったことになるだろうか

などと自分の首をしめてみたくもなるわけです(笑)

ま、現実問題、やっぱり自分の家から歩いていくわけにはいきませんね(笑)


日常生活の中で


一方的に飛び込んでくる情報をシャットダウンすることができる時間は限られています。


シャワーを浴びている時間


湯船につかっている時間


プールで泳いでいる時間


太陽の光を感じながら走っている時間


ふとんの中で眠りにつくまでの時間


瞑想 まではいかなくても


こうした時間はきっと頭の中にしみ込んだ余計なものを

少しばかし 浄化することができる 大切な時間なんだと思います。


たとえば、山道をひたすら歩き続けるという時間は


日常生活ではなかなか多くを洗い流すことができない余計なものを


どこか深いところで一気に浄化することができる


そして

「感動」することができる心をつくり

「パワー」を感じることができる心をつくる

そんな異質の時間なのかもしれない



インドの伝統医学である アーユルヴェーダ では


まずハーブ茶を飲んで身体に溜まった毒を排除したのち、


ハーブ油を額にたらし続けて頭部を密封するんだそうです。


そして、その後48時間は誰とも話をしてはならず、


本やネットで情報を入れるのも禁止


だから、アーユルヴェーダの施設滞在は最低でも2週間が必要なんだそうです。


そうやって、 身体、心、行動、環境を含めた全体の調和をとる ことによって


人間の健康を考える予防医学


そんな話を聞いていると

情報で溢れかえっている社会を生きる私たちにとって

考えさせられるものがあります。

いつか実際に体験してみたい!

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