九州鉄道記念館/立夏の緑/次世代のために | 田辺かずきのブログ

九州鉄道記念館/立夏の緑/次世代のために

九州鉄道記念館(北九州市門司区)では、明治時代以降の九州の鉄道の歴史と活躍した車両を楽しむことができます。

連休中の仕事の合間に訪れ、じっくりと学ばせていただきました。売店では、各駅のキーホルダーを発見!私は地元・古賀市でいつも朝の挨拶で立っている千鳥駅、古賀駅、ししぶ駅をおみやげで購入しました。

鉄道1

車両展示場にはブルートレインの「富士」の車両も。私も子どものころ、長期休暇で母方の祖父母がいる関東に行くため、同じブルートレインの「あさかぜ」に乗っていました。富士の車内のベッドなどを見学し、当時を鮮明に思い出しました。

鉄道2

大人も子どもも楽しめます。一緒に連れて行ったわが家の小学生と保育園の子どもたちも大喜びでした。ぜひ、皆様も足を運んでいただけたらと思います。ホームページもご参照ください(こちら)。

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5月4日は「みどりの日」でしたね。

みどりの日

古巣の毎日新聞は、普段は青色の題字を「みどりの日」だけは緑色に変えます。これは、自然と人間が共生していく社会を形成したいとの強い思いから。私が子どものころに始まったもので、発案した方に深く敬意を表します。実は、私は大学生時代、毎日新聞の入社試験に向けても、この粋な取り組みの意味を自分なりに整理し、臨みました。懐かしい思い出です。

5日の立夏を過ぎ、私の事務所からも子どものころに遊びまわった鹿部山の映える「緑」を楽しむことができます。

鹿部山

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立夏だった5日は「こどもの日」でもあります。国民の祝日に関する法律では、こどもの日の目的は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあります。あらためて、その理念のもと活動をしなければならないと心に刻みました。

同日付の社説は「助けての声が聞こえる」(毎日新聞)「学び支え、連鎖断ち切ろう」(朝日新聞)「未来照らす笑顔のために」(西日本新聞)など、子どもの貧困対策を推進する重要性をクローズアップしたものが目立ちました。私も福岡県議会で、今年度からスタートした福岡県子どもの貧困対策推進計画の策定に当たり、計画の対象となる経済的困窮状態にある子どもの数の試算算出や、計画への数値目標の設定を実現してきた経緯があり、各社説と同じ問題意識を持っています。(2016年3月20日付ブログなど参照)

政治は次世代のために、私たちが享受したよりも豊かな社会を実現するために存在する――。

そうした立場から、関係者の間でも賛否が起きた福岡県の2016年度の新規事業を取り上げてくださったこうした論説をありがたく思います(こちら)。『「心が平和や」。そんな言葉をすべての子が口にできるために何が求められるのか』――。貧困対策に取り組む政治家の一人として、しっかりと「未来」につなげるための事業検証にも取り組んでいきます。

子ども