安全保障、女性空将補から学ぶ―防衛議連視察 | 田辺かずきのブログ

安全保障、女性空将補から学ぶ―防衛議連視察

国家と国際社会(世界)の平和と安定は政治の責務です。


私はかねてより安全保障に強い関心を持って活動しており、福岡県防衛議員連盟(井上順吾会長)の一員でもあります。


17日、防衛議連の有志メンバーで、航空自衛隊・芦屋基地を視察しました。



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芦屋基地の面積は福岡県芦屋町の3分の1を占める約430万平方メートル、滑走路は1640メートル。国内3番目の広さです。同基地には▽航空自衛隊の後方業務全般の教育機関である「第3術科学校」▽パイロットを養成する「第13飛行教育団」▽災害発生時に知事らの要請で出動するため24時間体制を確保している「芦屋救難隊」▽防空任務にあたる第2高射群の第5、第6高射隊――などがあります。


この日は、女性初の空将補である柏原敬子・基地司令(基地のトップ)から話を聞かせていただきました。



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柏原氏からは自身の経験を踏まえ、自衛隊における女性の職域の拡大、残された課題を中心に説明をいただきました。


裁判官や警察官、都道府県議会議員よりも女性の割合が低い自衛官の現状、男女雇用機会均等法をはじめとする社会の変化を受けた防衛省における男女共同参画の前進については、大変勉強になりました。自衛官の育休のあり方、自衛隊の託児所、諸外国とは異なり戦闘機のパイロットを女性に認めていない(戦闘機以外の航空機は認めている)話などは示唆に富むものでした。


その後、基地内を回り、説明を受けました。パトリオットミサイルを装備し、24時間体制で西空防空の任務にあたっている第2高射群の第6高射隊からも。



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この日は阪神大震災から18年。安全保障と大規模災害への対応は地方政治家にとっても極めて重要なテーマであり、引き続き取り組んでいきます。


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このほか、衆院選の残務、若手政治家としての学生部との連携強化、18日に告示する北九州市議選への対応など多くの党務も。夜は、地元の古賀市、近隣の福津、宗像両市の職員の皆さんの新春旗開きにお招きいただきました。



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