【おうち英語】バイリンガル子育て、を意識する時に知っておくべきこと①

 

 

おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。

 

 

今日は、おうち英語として
お子さんに英語を学んでほしいな、と
思っている親御さんへ向けた記事です。
 



人間が「言語を話す」には
必ずFollowしていかなくてはいけない
「順序」というものがあります。


誰だって生まれた瞬間に
特定言語を話せるようになるわけではありません。

人間は「人間の本能」で
無意識に「言語を学ぶ過程」を一つずつ追っていき、
そうするからこそ

言語が話せるようになっていくのです。


赤ちゃんの言語発達でいうと
まずは五感を通して「自分と外の世界の関わり合い」を学び
身の回りのものを触ったり舐めたりして
「この世界はどうなっているのか」ということを学びます。

この時点で赤ちゃんは「泣く」しか出来ませんが
この「認知」を育む時期に
赤ちゃんは「言語を話す土台」を作っているのです。

この時期にシッカリとした「認知力」を育てることが出来ると
後の言語発達に良い影響を及ぼすと主張している言語学者もいます。


これはあながち間違っていなくて
例えば脳障害のある児童は
「自分の体感と、五感を通す体験」が
上手く結びつけることが出来ないこともあるのですが
(※人によって異なります)

そういう児童に言語療法をおこなう時は
時として、まずこういう「認知」の部分にまで遡り、
「人間の言語の習得」を
最初から丁寧におこなっていくこともあります。


我が家の長男も言語発達遅滞があるのですが
私が毎日おこなったのは
彼の体中の神経を刺激することでした。

そう、いきなり
「さぁ、話す練習をしようね」
なんて言いません。

そんなのは付け焼刃的対応であり
物事のなんの解決にも繋がりません。

言語発達において育てたいのは
表面的な言語知識を増やすことではなく
シッカリと「言語習得の過程」を体験させること
であり、
そのためには「言語発達において人間が必要とする刺激」を
彼の身体に十分に補ってあげようと思ったのです。

そう、たまたま彼の身体は
多くの人よりも「刺激」が多く必要だったようです。

(それ故、普通の生活をしているだけでは
充分に「認知力」が発達し切らず、
言語発達に遅れが出たといえます。)



こんな感じで
「人間が言語を学ぶ過程」があることは明確であり
それは学問的に認められていて
そしてその知識は
他分野において上手に活用されているのです。



長くなってしまうので、次に続きますね。(*^^*)

でもここではまず
人間が言語を学ぶには
必ずFollowしないといけない「順序」がある、
ということを理解していただければな、と思います。

 

 

 

Happy Learning & Happy Teaching!!!!! 

 

 

 

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