【課題の出し方】自分の人生の舵をとって欲しいから。


こんにちは。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


先日、一人の生徒さんに

「直子さんに
“自分のペースで勉強してください”って言われると
毎回ドキッとします」

と言われました。


あはは。

その生徒さん曰く
私に「○○さん、頑張っているなぁ」って思われたいそうです。


他人の目を気にし過ぎて
何をするとか、何をしないとか、決めていくのは
主体性がないのではないかな?と感じることもありますが

こうして
誰かに認めてもらいたいという気持ちを上手く原動力に出来ると
ポジティブな学習に繋がることもありますよね。

(そこに縋り付き過ぎてはいけないので
 結局はModerationが大事なのかもしれませんが)
 
 
大丈夫、いつも頑張っていること知っていますよ~。


課題が出来なかったり
課題の提出が遅れてしまったりすると
皆さん、自分の頑張りが足りないと思われるようなんですが

「課題をやらなきゃいけないのに、なかなか取り組めない」
「どうしても仕事が忙しくて出来ない」

そうやって沢山葛藤されているであろうこと、
私はちゃーんと感じています。


「出来たか、出来なかったか」
「課題提出予定日に間に合ったか、間に合わなかったか」

というのは、一つの「結果」なだけ。

私はそこの部分より
皆さんが沢山葛藤して悩んだ「過程」が大事だと思います。


むしろ、そうやって葛藤して欲しいから
「自分のペースでやってくださいね」ってお伝えするんです。


というのも、こうお伝えすると、皆さん、考え始めるんです。

自分のペースって?
締切をいつにしようかな?
学校や仕事とのバランス、どうしようかな?
出来なかった時はどうする?
自信を失う?
相談する?
反省を次に活かす?


こういうこと、私が課題提出日を設定しちゃうと
またちょーっと皆さんの中での意識が変わってくるんですよね。

「言われたことが出来た、出来なかった」のと
「自分で決めたことが出来た、出来なかった」のでは
似ているようで、やっぱり全然違うんですよね。


たかが「課題の提出日」に関してでも、自分と向き合う。
これは、自分の人生の舵をとるために必要なことだと思います。


皆さんには自分の人生の舵は自分でとって欲しいですから。


それにね、I'm not your mom.ですから
口うるさくなんて言いませんよ~。

皆さん、既に「やらないと伸びない」ことはご存知なはず。
ですから、後は皆さんの判断と覚悟次第なわけです。


放任主義、とかでなくて
あなたを一人の人間として尊重し、信頼しているからこそ
「自分のペースでね」とお伝えするわけです。


I don't need to baby you, right?


「出来る」って信じていますから。



Happy Learning & Happy Teaching!!