おおーー最悪。
途中まで書いた記事が消えた!
もうやる気ないっす!
気を取り直してもう一度。。
本日はぶちかなわかなは張り切って早起き。
以前、ママ友さんの赤ちゃんが離乳食を詰まらせその際は事なきを得たのですが
その時何もできなかった自分をもどかしく思ったのと、
万が一何か今後緊急事態があったときに我が子やママ友さんの赤ちゃんに施す術を知っていたい!と思ったのがきっかけで、この講座を主催させていただきました。
我が子を守れるのは自分だけ!ということで
noayaちゃんに相談し、
itomacちゃんに場所を確保してもらい
東京消防庁の救急係の方にきていただくことになりました。
この講座が確定したのはそのママ友さんの赤ちゃんがのどに詰まらせた次の日のこと。
鉄はあついうちに打たないとね!
こういう講座がありますよ~と一斉にママ友さんに送信したところ
1時間足らずで40組を超えました。
まだまだ来たいと!いう方もいたのですが会場の関係で泣く泣く締切。
ということで本日を迎えました。
布オムチン・布オムチャングム会の皆様に早めに来ていただき、
![{2D6DBBC8-B68B-4B1A-B93C-676BD87C312B:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20141007/19/tamukana/d9/54/j/o0480064013090654549.jpg?caw=800)
そうこうしているうちに
このかた、東京消防庁警防課救急係救急技術担当係長。
このかたが講座を進めてくれます。
メモを取っていなかったのでぶちかなの頭で覚えていることだけを書きます。
間違いなどもあるかもしれないので参考程度にしてくださいね。
☆誤飲・窒息
まずは、誤飲や窒息の原因、メカニズムについて教えてくださいました。
また、詰まったものを手を入れてかきだそうとしていまいがちですが
窒息しそうな赤ちゃんは体に力が入っているため
手をかみちぎられる危険性がとても強いそうです。
知らなかった!
もうすこし大人になってくるとハイムリック法が有効です。
この方法は意識のない人や妊婦には使ってはいけないそうです。
また、誤飲で怖いのはボタン電池!
ボタン電池は胃で酸化し、穴をあける危険性が高いので、万が一飲み込んだ場合は
ただちに病院にいくように!とのこと。
そして、10円玉も銅でできているので飲み込んでしまうと胃で酸化して穴が開いてしまうそう。
赤ちゃんが十分に呑み込める大きさなので注意!
電池や10円玉は飲み込んだか飲み込んでないかわからない、というときも必ず病院に行くことが大切だそうです。
レントゲンですぐにわかるので。
灯油や薬なども背部叩打法で出せるものは出してから、出たものを持って病院へい行くことが重要だそうです。
牛乳を飲ませると良い、という説もありますがそういうことは一切せずに、病院へ行くことが重要だとか。
誤飲や窒息の後に、詰まったものが取れ、元気な様子であれば問題ないですが、唇が紫色になってきた、意識がない、などということがあった場合は直ちに病院、だそうです。
☆心肺蘇生法(1歳未満)
つづいて教わったのは心肺蘇生です。
意識がない、呼吸がないというときには直ちに救命処置を行います。
赤ちゃんの呼吸を確認するには
お腹が上下して動いているか
口で呼吸をしているか
でわかります。
反応がない場合には心肺蘇生をします。
蘇生の仕方は
両方の乳頭を結ぶ線と胸骨が交差する部分から少しだけ脚よりのところ(写真の位置)を
指二本で圧迫する。
15-30回やって
その後、人工呼吸。
人工呼吸は
赤ちゃんの鼻と口を
大人の口で両方覆うような形で息を吹き込む。
1秒かけて2回吹き込む。
その際やはり気道は確保(上向きにして)
もしくは赤ちゃんを手で持って行うのが良いです。
心肺蘇生はとにかく赤ちゃんの反応が戻るまで続ける!!
そして、とてもとても安心したのが
この係長さんいわく、
赤ちゃんはとっても蘇生率が高く、息を吹き返す可能性がとっても高いそうです。
なので、とにかくあきらめないで心肺蘇生をすること!だそうです。
この係長さんが10数年救急車に乗ってきて、赤ちゃんが重篤な状態になったという状況は数える程度しかなかったとか。
それを聞いて少し安心!
なので冷静に的確に心肺蘇生をすること!あきらめないことだそうです。
もし、意識がなくなったのが外出先で、そこにAEDがあった場合は、心肺蘇生よりも先にAEDをつけることが良いそうです。
外出先で緊急事態に陥った場合は、AEDが優先、ということでした。
☆やけど
最近CMなどでもみる子供のやけど。
とにかく水道水などの清潔な流水でひやすこと。
氷水を用意するよりもとにかく流水なのがポイントだそうです。
衣類を着ている場合は衣類ごと冷やします。
☆水の事故
赤ちゃんの事故で多いのが水の事故
お風呂に落ちて溺れる事故が多いそうです。
とにかくお風呂場には水をはったじょうたいにしておかない。
お風呂には蓋をすることが重要だそうです。
溺れているところを目撃し、救助する際は
首をしっかり押さえて首から持ち上げることが大切だそうです。
その後、呼吸や意識がなければ先ほどの心肺蘇生をすること。
☆アレルギーによるアナフィラキシーショック
食べ物によるアレルギーでアナフィラキシーショックになった場合、
やはり先ほどの心肺蘇生が有効とのこと。
また、アレルギーは1度目より2度目のほうが症状が強く出るため注意することが重要。
☆熱性けいれん
これは小さい赤ちゃんはよく起こすそうです。
熱性けいれんは1-2分で収まるそうです。
万が一38度以上の熱で熱性痙攣が収まらず5-6分以上けいれんが続く場合はただちに病院へ。
その際に重要なポイントは
赤ちゃんをタオルや毛布などでくるまない。
熱が逃げられなくなってしまうのでなるべく薄着にすることが重要だそうです。
そして、頭を冷やすのはあまり意味がなく
脇、もしくは股にある動脈をアイスノンなどで冷やすのが良いそう。
☆救急時の判断
これは救急をよんでいいのか?と迷った時には
東京には救急相談のダイヤルがあるそうです。
#7119
←クリックで救急相談のサイトに飛びます
「急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。 」
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。 」
消防署への転送も行ってくれるそうなので迷った時はこの番号
#7119にかけるのが良いそうです。
また、PCやスマートフォンでも救急受診ガイドというものがあり⇒☆
質問に答えていくとどのような対応をすればいいのか回答してくれます。
これはスマートフォンに入れてブックマークしておくのがいいですね!
講座は1時間半程度でしたが、みんな真剣。
途中赤ちゃんが騒いでもいいように
授乳とオムツ替えができる和室をとっておいたのでそちらに移動したり戻ったりしながらもみんな真剣にきいていました。
我が子の命がかかってるからそれはそれは真剣だよね。。。。
そして、東京消防庁のみなさんも
大変わかりやすく、熱心に教えてくださいました。
そして救急救命でそんないいかたも変だけど凄く参考になったし興味深かった!
この講習を無駄にすることなく、何度も復習して、いざというときにはとっさの対応ができるようにしたいです。
やっぱり、救急車が来るまでの間の処置がその後の明暗を分けるからね。
途中、話を聞けてなかったところもあったのだけど、みんなともう一度復習会したいです!
さっそくママ友さんが復習のためのノートを記してくれた!
そして、今夜忘れないように復習する!っていう人も多くて、素晴らしいな~と思ったよ。
私もこうやってブログにかくことで思い出してます。。。
さて、ブログを読んでいる皆さんももし機会があったらお近くの消防署に頼んで講習会をやってみてくださいね。
自分たちの赤ちゃんは自分たちで守る!
強く賢い母でありたいですもんね♡
この後、楽しいランチ会をしましたがそれはまた別の日に~♡