嫁さんは、もうすぐ臨月を迎えます。

最近、娘の幼稚園への送り迎えだけでも疲れるようですし、さらに梅雨時期特有のジメジメした気候と、蒸し暑さが堪えるそうです。

「美味しいケーキが食べたい…」
「ゆっくり寝ていたい」

普段、気丈な性格ですが、珍しくそんなことをボソッと言っていました。

娘がなかなか寝ないので、寝かしつけに時間がかかる。
おまけに、お腹が張って思うように動けないことでのストレス。


そんなストレスを少しでも緩和してあげないと、と思った私は、仕事帰りに嫁さんの大好きな「GIOTTO」でケーキを買ことにしました。

この「GIOTTO」は、嫁さんが銀座三越近くでバイトしていた時、ちょくちょく買っていたケーキ屋さんです。

代表作は店名でもある「GIOTTO」と言う名のショートケーキ。
オーソドックスなタイプですが、果物がみずみずしくて生クリームとも絶妙なコンビネーションです。
あとは、カップに入ったチョコレートムースも、濃厚なオトナな味わいを堪能できるそうです。


今日は仕事で池袋にいましたので、そのまま池袋西武のデパ地下へ。
足を踏み入れた時は、20時を回っていましたので、ほとんどのケーキが完売。

あるのはホールタイプの「GIOTTO」と、ロールケーキのみ。

どうしようか?
その場でちょっと悩みましたが、期間限定に惹かれて…
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この「京都お濃茶あんみつ」のロールケーキにしました。
個人的には「どのへんが『あんみつ』なんだろう?」というのも気になったのもありますが(笑)


22時過ぎに自宅に到着。

夕飯を済ませてから、嫁さんと2人で深夜のティータイムにしました。

嫁:「わー。GIOTTOだ!ロールケーキは初めてだな~」
私:「食べたがっていたからさ」
嫁:「最近は子ども中心の生活だし、都会が恋しくて」
私:「そういうもんか。まあ、東京育ちだからね」
嫁:「そうよ。学生時代は銀座のマックでバイトしてたし。銀ブラなんて、しょっちゅう」

嫁さんは、亀戸から「原チャリ」で、銀座のアルバイト先まで15分かけて行っていたクチです。
「都会」を感じて生きていたワケですから、無理もないかもしれません。

でも、自分が出歩けない分、東京のデパートで買ってきてくれたケーキは、最高の
「ごちそう」であるし、嫁さん自身のテンションも上がるそうです。

とりあえず、2人でニヤニヤしながら箱を開けました。
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嫁:「そういえばさ、どのへんが『あんみつ』なんだろう?」
俺:「そうなんだよ。俺もそこが分からないのさ」

全く同じことを考えていました(笑)
やはり、夫婦って似るものですね。


好きな幅にカットしました。
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「嫁さんのため」とはいえ、やっぱり自分がいっぱい食べたい気持ちが前面に出てしまいました…(^^;

鮮やかなグリーンが、今時分の若葉のように感じます!
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さっそく、ひと口。
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抹茶生地のスポンジに甘さ控えめの生クリームが絡みます。

イチゴやオレンジのもつ本来の甘さが際立ち、そこに後から抹茶のほろ苦さのような
香りが広がってくる感じです。
また、小さく刻まれた白玉や、柔らかい小豆も食感を楽しむアクセント。
奥深く、かつ上品な甘さを存分に堪能できます!

「あ~、子どものことを気にせず、本当に大人な感じのケーキが嬉しい!」

普段から、嫁さんは娘のことを第一に考えて、自分のことは二の次で我慢することが多いです。
だからこそ、このロールケーキは、最高の「ごちそう」だと喜んでました。


私としても、嫁に喜んでもらえてホッとしました(^^)