「守ってあげる」
 

ふっとそこに目覚めれば


そこが何処だか判らない


僕はここでなんのために


生まれ迷い泣いているの



そっと視線をあずければ


そこで誰かも泣いていた


君はここでどうしてなの


そんなに寂しく悲しいの



労わりの風にみちびかれ


どこか手を取り歩みだす


きっと二人出会うために


愛を忘れて生まれてきた



やっと見つけた人だから


何度この身を焼かれても


君のためならどんな時も


きっと僕が守っていこう

 

 

 

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    「愛する理由(わけ)」

    どうして私を愛するの

    貴方は気づかずにいて
    僕が生れた意味を問う

    海原の光彩が交わって
    壮大な景色を創るよう

    この愛が形になるよう
    ずっと心は止まらない

    どうして私を愛するの

    なぜ貴方は生まれたの
    理由など空しいものさ
    人知れず風は吹き続く

    貴方が生まれ来たから
    その笑顔が好きだから
    心を一つにいたいから
    貴方の幸を見たいから
 
    どうして私を愛するの

    貴方は気づかずにいて
    生まれ来た意味を問う

    理由など空しいものさ
    共に生きていたいだけ

    貴方の存在そのものが
    美しい愛そのものだと

    僕は説明できない心を
    伝え続けていたいだけ

    愛してと僕は言わない
    だから貴方のそのまま
    ずっと進んでください

    生まれた意味をどうぞ
    生きる意味をいつでも
    探し続けてくれること

    その為に僕は愛します


    どうして私を愛するの

    理由など何もないんだ
    ただ美しい世界にいて
    共にいたいだけなんだ

    この世界はすべてが
    つながって愛し合い
    できあがったものだから


    2017.02.11
    自由詩人 松尾多聞

美瑛の丘