水に濡れること

   雨に濡れること

   似てるのだけど

   全然ちがってる

   どうしてなのか

   僕はわからない






ニセコ。

世界から人気の場所。僕も大好きなんだ。一緒に温泉いって、すてきな自炊宿で僕の料理を食べませんか?出来るだけ多くの方々に夏から秋のニセコの素晴らしさを教えてあげたいな。温泉はもちろん、野菜や豆腐など、食べたことがないほどおいしいんだ。




     「人ハ未ダ知ラズ」


     人ハ雨ノミヲ観テ

     雨ト言ウ

     人ハ雨ヲ知ラズ


     人ハ苦悩スルヲ見テ

     カワイソウト言ウ

     人ハ苦悩ヲ知ラズ


     人ハ我ノミヲ愛シ

     愛ト言ウ

     人ハ愛ヲ知ラズ


     我ハ雨ト成リテ注ギタシ

     苦悩ヲ求メン人ト成リ

     タダ今生ニ愛ヲ知リタシ





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    「この雨が降るから」



    雨の意味さえ
    知らずに生きてきたから

    生きる意味など
    何ひとつ見えないでいた

    見えないけれど
    私は確かに呼吸をしてる

    繰り返す呼吸は
    自分が弱いことを教えて

    弱いからこそ人は人を求め
    求め合うから繋がりを知る

    繋がる優しさに涙を信じて
    信じるからこそ強くなれる


    雨の意味さえ
    知らずに生きてきたけど

    生きているから
    すべてが輝いてゆくんだ


    輝くこの世界を
    いま貴方が抱いているんだ

    貴方は輝きだして
    世界を抱てひとつになれる


    雨が私を濡らす
    知らずにいたことを教えて

    知らずに生きた
    知ることを知るためだったと

    弱いからこそ人は人を求め
    求め合うから繋がりを知る
    繋がる優しさに涙を信じて
    信じるからこそ強くなれる


    雨の意味さえ
    知らずに生きてきたけど

    生きているから
    苦しみは続いていたけど

    弱いからこそ人は人を愛し
    求め合うから愛は広がって
    分け合う心が増えてゆくよ
    信じるから平和が歩みだす


    苦しみの向こう
    愛があることを信じよう

    貴方はいつか輝いて
    世界を抱てひとつになれる

    愛があるから人は人を求め
    求め合うから人は愛を知り
    繋がる優しさに愛を信じて
    信じるからこそ愛は広がる

    雨の意味さえ
    知らずに生きてきたけど

    雨が降るから
    きっと人はひとつになれる

    雨の意味さえ
    知らずに生きてきたから





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     季節の果てに


    冷たい雨が遠い空から

    ふいに肩をかすめ去る

    首を縮めて僕は走った


     あとわずかの時だけが

 

    覚醒の季節を提示した


    真白い紙を広げていた
    秋の色にも誰の色にも
    決して染まらない空白


    輝きに舞う創造の純粋
    戸惑う僕が恥ずかしい


    この季節の雨の果てに
    この短い人生の果てに
    この空白の時の果てに


    ほんの短い今上の生で
    僕は何を綴るのだろう


    遠い想い出が交錯して
    切ない夢がふくらんで
    つづるには遥かな量で


    ふっと人であると泣いた
    人であったと愕然とした

    僕の言葉が白抜きになり
    人々の心に色彩になれと
    願いつづけることにした


    ほんの短い季節の冷雨に

    僕は背筋に震えを憶えた




自由詩人!松尾多聞のブログ


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     「 愛 の 華 」


     雨に打たれたこころを

     君の笑顔がくすぐって

     雲に隠れた太陽のよう

     遠くから僕を見まもる


     急に照らすこともなく

     ためらいながら覗いて

     なだめるようにしては

     僕の気持ちをさがすね


     目を細めては見上げて

     憧れを探しながら僕は

     遠い君のことを思って

     いつも笑い泣きなんだ

  

     帰り道で出会ったんだ

     君の笑顔に似た花にね

     青いそらを誘うように

     大好きな桔梗が笑った

 

     膨れる蕾に涙が溜まり

     ポンと咲いてはじけて

     君の我慢が姿になって

     少し悲しくうつむいた

 

     こころ尽くしてくれる

     愛の花は藍色に染まり

     足元から僕を照らして

     あの太陽と笑っていた




三日月湖


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    「ざ わ め き」


   歯がゆい想いをいだいて
   なにも出来ない男が一人

   つまずくようなこの空に
   いまも問いかけているよ
   初秋の雨は顔をぬらし
   着替えの暇もゆるさない

   せめて最後まで終りまで
   恋人のままでいられたら

   僕は自分を許してあげる
   つきせぬ定めを忘れ去る

   本当は僕は通り道だよね
   しぐれを降らせた雲の痕

   ざわめきは秋の風のなか
   初秋の雨は添えずの雫

   見かえる暇も許さないで

   さめた冷たい雨が降った






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      防  風  林 

    

    アスファルトに沸立つ雨が降る
    雨をすり抜ける風は温度を失い
    焼けつく胸を冷却しようと寄せる

 

    幾千万の夜を越えて
    秋を迎える大地の鼓動を聞いた
    飾られた全ては幻に消えていく

    そうだね僕は一人で生きてきた
    泣きながら何もわからないまま

    でも今なら話すことができる
    信じて欲しいから本当は淋しいから
    貴方へ僕の鼓動を伝えたい


 

    僕に沸立つ雨が降る
    心をすり抜ける風は想いを君へ運ぶ
    僕が本当の僕を知ったから

    雨に光る遠い防風林は浮かんでる
    ここにおいでと呼んでいる
    今までもこれからも何人も守るため

    悔しくて負けないでいた僕を呼ぶ
    僕を包んで守ってくれる場所がある
    遠くにいる貴方に伝えたい

    雨は降ることをやめて
    故郷へ急ぐ僕の車の跡には
    跳ねあがる水滴が虹になった
 




 

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恋愛詩「愛のこえる」


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