自由詩人!松尾多聞のブログ

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幼い時から自我の統合に悩み続けた。

いいや、多重症の精神疾患ではないと思う。

ほかの世界を(今では並行次元だと思う)垣間見て

そこにいる自分を感じた。

いくつもの世界で生きる自分。

ただ、いまの世界だけを知ればいいものを

それを確信してしまってからだ

ほかでは味わえない崇高な自意識と

愛に包まれ守られていることを自覚できたが

反面、成長の節目ごとに自己の統合に悩み

平常心を保つことに必死だったこともある。

それを教師として助けてくれたのがタミュエルだった。


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もう300歳になる僕の教師。美しい昴からの天使。

彼女に、僕が10歳の時に出会わなければ

僕は世間の事情と常識に押しつぶされて

自分を見失い、きっともうこの世界にはいなかった。


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僕は炎を愛し焚き火やキャンドルが大好きだ。

名前があり、形がなく、それでも存在できるもの。

一時として同じ姿がなく変化を継続してなお

ぬくもりと光を他者にあたえるもの。

それはきっと生命と似ているからだろう。

僕らの真体はきっと星と同じだと思う。

いくつもの灯火が僕であり

そのひかりが無数にあつまった生命の銀河が僕だ。

ぼくはここにいて、それでもどこへでもいて、

なんだって経験している。

今は大丈夫だけれど、それを小学生が確信してしまっていた。


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若きあの日。僕がまだ悩み続けているとき

小学生だった頃の僕と同じ悩みを持つ成人女性に出会った。

懐かしくかわいそうで僕は彼女に惹かれていった。

いいや同情ではなく恋だったんだと思うんだ。

いま、思い返して彼女のために詩を書いていた。

それが僕の「恋物語」だ。

それを詠い、やっと僕はすべての経験を統合できたのかもしれない。

とっても不思議な恋のかたちだった。

しかし、僕には絶対に忘れえない必要な恋だった。

僕には恋の理由の一端を説明できる。

でも、それはいまだから。

しかし理由などわからないままの恋も

これに似ているものだとおもう。


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       「 恋 物 語 」



       俄に訪れる歓喜の波に

       歩み寄る別れを感じて


       貴方の腰に手を回した

       もう離れないと誓って



       さよならが言えなくて

       時を忘れようと試みて

       儚い夜が涙に濡れた



       さよならが言えなくて

       愛し求めては与えた

       そして二人を探してた


       いつか無くなる命なら

       愛のままに生きようと

       貴方の体に傷をつけた


       貴方のうめきを聞いて

       初めて安堵を感じては

       私の人だと呟いていた



       さよならが言えなくて

       私のしるしを残そうと

       喜びと痛みに落ちて



       自由詩人 松尾多聞



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聡明でいて

その身に詐心なく

生きることに苦しみながら

愛を行うことを夢見る人だった

いつかまた逢える日が来るね

今度はどこの星で出会うことだろう

幸せでいてください

そしていつまでも変わらないでいてください

いつも僕は貴方の幸いを胸を押して祈っています。



BGM
http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/sunadokei.mp3
 



「僕の声が聞こえるかい」


その目を閉じてうつむいて
胸に力を溜めて堪えながら

人の心を見つめて微笑んで
がんばり屋の貴方がいるね

疲れた頬もそのままにして
口もとに力をあつめながら

愛をあきらめた事がない人
いつも僕は貴方を愛してる




遠い北の都から僕はずっと
貴方のこころを感じている

一人でいても何も恐れずに
自分を投げ打つ愛に生きて


いま僕の声が聞こえるかい
そっと胸に手を当て感じて

どんなに険しい道だろうと
僕らの願いはとどく約束が



きっと僕は光となり訪れる
君をきつく抱きしめるため

愛の世界をそこから広げて
誰もがひとつに輝くために

涙に濡れてもかまわないよ
僕がいつも包んであげよう

永久に僕らは共にあること
それを貴方へ教えてあげる






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鉛筆・自画像/多聞




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