母 転院初診 | 産んでからが本番なんです<仮>

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3歳の女の子をもつアラフォー女。
わが子の成長記録やら、ベビー服の個人輸入情報やら
時々夫の愚痴やら を不定期更新予定。

…って、思っていたらこの度の検診にてまさかの子宮頸癌疑い。
病気のお話しも加わりました^o^

整形での退院翌日で
少しハードスケジュールかなと思いましたが、


一日でも早く 肺がんの切除手術をしてくれる病院を見つけるため、
転院第一候補の病院に早速いってもらいました。

港区のJ医大病院(わかりやすいかな)。


腹部大動脈瘤やら肺活量が足りないやら…
といった追加の難題がわき起こる前から
私が候補に選んでいた病院の一つです。


肺がんはⅠ期Ⅱ期までは通常 開胸手術
腫瘍のある肺葉単位での切除
するのが基本となります。


当然30-40cmほどは開くことになるらしく、
やはり高齢の母にはオペの外的負担が大きそう。

そこで目をつけたのが
オペ負担の低い胸腔鏡手術 です。
(お腹でいう腹腔鏡ね)

※胸脇 左右数センチの穴を4箇所開け、そこから内視鏡でオペ。


J医大病院の場合は

この胸腔鏡手術を得意としており

HPでみた2006年度一年間のデータでは

肺手術の95%以上が胸腔鏡手術。


J医大方式なる、独自開発の胸腔鏡設備があるんだそう。


HPにも
完全胸腔鏡手術に
とことん こだわっています

と 「とことん」に下線入り

これだけ強調しているんですもの、
その腕前、きっとスゴイはず。


「諦める前に、まず当院の専門外来でご相談されることをお勧めいたします。」

こんなHPの一文も オペNGと言い渡された後に改めて読んだら

一筋の光明キラリ って感じで。


ますますもって まず最初はこちらに行こうと決めました。



胸腔鏡下術ならば他にも 通いやすい範囲で
虎ノ門病院
東京医大

が有名らしく 候補に挙げていましたが

最初の担当先生に相談したところ、大動脈瘤があるため
血管外科&内科がしっかりしたところが最良といわれ、今回は候補から外しました。

逆に
東大病院
北里大学病院 は

肺がんを患った低呼吸機能の患者に対して
術前に呼吸機能向上の訓練、治療を施し、
オペ適応にもってくための積極的フォローアップをしていることを
HP上きちんと掲げており

J医大が駄目だった場合のセカオピ候補にしました。



前置きが長くなりましたが

父付き添いにて早速いった
J医大病院初診。

(父母の説明を受け書いてますので詳細が間違っていることもあるかも知れません)


初診の手続きを終え、呼吸器外科の外来での待ち時間は約1時間ほど。
この部の部長、M教授の午前外来で診ていただく事ができました。
(紹介状あり・CT MRIデータ等持参  ※J医大は意外にも予約制ではありません)


最大の問題

オペはできるのか いなか?


結果……オペOK
 でした。

母いわく
肺がんのスーパードクターは やはりオーラが半端ないらしく
※同じようなこと、私もK大の初診ブログで書いてました!


「何才までいきたいの?」

いきなりこう聞かれたそうです。


ちなみになんて答えたの?と聞いたら
うまく返事できなかった、そうです。

「なぜうちにきたの?」

という質問には
「娘がこちらへ と言ったので!」

他力本願な理由は即答できたようです。




せっかちな江戸っ子気質の父は

素晴らしい先生というのは
決断も早い。
対応も早い。
話が早い!


変なとこ、感心してました。


あんなに言われていた
肺活量が足りないという問題


「呼吸機能をあげるリハビリをしましょう。」


「手術に耐えられる身体を作るために、痛めた腰椎もここでリハビリしてしまいましょう。」


たしかに父の言うとおり
話いきなりとんとん拍子!デス



しかも即日手術日程も組んでくださり
4月9日には摘出オペ決定


なぜ手術が可能になったのか?
理由を聞いのたか と母に尋ねると


赤信号なら渡りませんが
黄色信号くらいなら うちはやります。
今迄それで失敗したことはありません。

そんな話をされたようです。

スゴイ^o^
やはりかなりの実績があるんでしょうね。

※ Ⅰa期の場合、J医大病院の5年生存率は90%超えでした



なんと その日のうちに
腹部と胸部CTまで済ませ

大動脈瘤の連携を取るため
血管外科にもデータを回してもらい

早速 翌日からのリハビリ予約まで入れてもらって


J医大を後にしました。


一日中 病院にいて、昼ごはんも食べられなかった老夫婦は
帰宅後ぐったりして寝込んでましたが、

兎にも角にも
母の肺がんをJ医大病院にお任せすることが決まり、
私も安心しました。


自分のことを決めるより
人の治療すべき病院を決める方が
なんか責任重大で。

実は病院の候補選びしてる時
軽くストレスを感じてました。


そーこーしているうちに
私の円錐切除入院も一週間目前です。

意外と早かったかも~。