アナログ的なものは人を成長させる
前にも紹介した私の愛車いすゞ117クーペ
この車に出会ってからすっかり旧車の世界にハマってしまいました(^^)
42年前のクルマですが、単に古い、オンボロというのではなく、現代のクルマには無い人を魅了するデザインです。なんで現代のクルマは無個性なクルマしか作れないのでしょうか・・・・
ところでこの117クーペ、旧車ならではの違いが満載なんです
●ハンドルはパワステではない
タイヤを自らの腕力のみで操作しなければいけない
●燃料のエンジンへの供給は電子制御ではなく手動
そもそも電子制御って?という感じだと思うのですが、最近(とはいっても30年くらい)のクルマはエンジンに効率よくガソリンが供給されるようにコンピュータ制御されているのです。それが旧車は手動でコントロール。
●変速はオートマ(AT)ではなくマニュアル(MT)
ギアチェンジが自動なのに対し、旧車は手動
●ヒューズが飛ぶことがしばしば
●プラグを掃除しないとかぶる
ここまでくると何の話か意味不明ですよね・・・
簡単に言うと機械を操るのはコンピュータではなく、全部人間の手なのです!
思い起こしてみると、私が営業マンとして駆け出しのころ(20年前)は携帯電話は普及していたものの、営業先を調べるのは地図を購入して、予め調べてから行ってました。 なので、道とかビル名には相当詳しくなりました(^^♪
情報も自分の足で取るしかなかったので、部屋の中に籠ってても何も得られませんでした
その手のエピソードは枚挙にいとまがないのですが、近年のAI化、自動化は便利な反面、人間を思考停止に追いやっていることは事実だといえるでしょう。
このAI化時代に活躍するには、AIをつくる側になるか、戦略を練る人になるか、優秀なコミュニケーターになるか、いずれにしても作業者ではない仕事が求められるのだと感じています。
時代は変わるときには一気に変わります。
その変化の波に取り残されないように、自分達がどう過ごしていくのか、考えてみる価値は大いにあると思います。