このブログを読んでくれている生徒や保護者の皆様の自己分析の参考にしてみて下さい。
まず、周りの雑音が気になりますか?
興味深い事例があります。
定期テストの点数が40点から77点になってヤル気と自信がついた生徒と、勉強から逃れたくて仕方がない生徒を並べて授業したことがあります。
ヤル気の生徒は、周りがうるさくても耳に入るのは私の声だけのようで勉強に集中できています。
まるで、喫茶店で会話に夢中になって周りの雑音が気にならないオバさん達のように。
一方、勉強から逃れたい生徒は周りが気になり、少しの音にもうんざりした様子。体の向きも斜めになっています。何度説明しても頭に入って行きません。やたら携帯電話を気にしてみたり。
“ながら”勉強から抜け出せません。
高校に入りたいなら自分から自分から進んで勉強した方が、何十倍も成績は伸びるのです。
テスト結果は自分の手柄ですか?塾のせいですか?
テスト結果についての反応にも面白い違いがあります。
仮に目標得点が取れなかった時、
☆何でここの問題を間違えたのか自分自信の不注意さを責める。なぜできなかったのかを考える。
自分で考えて意見を言います。
☆第一声が言い訳で始まる。『だって・・・・』
答案用紙を見てみると頭が動いていないのがよくわかります。書いてある内容が淡白です。
言い訳の言葉が浮かんで来た時は、その時こそ自分に原因があるのです。
結果を真剣に受け止められなければ、次も同じ結果が待っているのです。
本気になっている時は、人は言い訳などしないものです。言い訳や泣き言を言いたくなったら心が折れた証拠です。
その他にも
発言内容についても
主導権を自分〔生徒〕の方に引っ張り、リーダーシップを発揮しようとする。“自分”の意見が出ます。
勉強とは関係のない話題を持ち出してくる。
いろいろ言っても結論は、『だからできなかった。』で終わる。
行動面は、
一人でも自分から行動する。
新しい行動には出たくない。
目標
なんとしても達成したい目標がある。
一応目標だけど希望レベル。
全ては自分との闘いであり、思考と行動とを省みれば、どんな結果が待っているかはわかります。