女神ダナからのメッセージ


自分の感情や思考、感覚を抑圧してしまう方には、殉教者の過去世があるようです。信仰など、大切な何かを守るため、命を捨てた過去世です。
今世においても、誰かを救うために自分を犠牲にする、という悲劇の台本を持ち込んでいるかもしれません。
人生の悲しい結末を、無意識に心に描いていることに気づいた方は癒す時です。

もし、利己主義者と言われることを、何より恐れ、嫌悪しているなら、その恐れや嫌悪感を手放していいのです。
「本当は、こんなことをしたくない。」と感じてしまう自分に失望し続けているなら、もう失望しなくていいのです。
エゴを完全になくし、すべての欲をなくし、光だけを元手に生きるには、あなたの肉体は重く、この世は過酷すぎます。

今世、自分に与えられた人生を、自分以外のものに捧げる必要はありません。
殉教を断っても、利己主義者と、ののしられることはないのです。
周りの圧力や、理解されないことへの恐れから自由になることこそ、今世の目的の一つであることを知ってください。

自分に忠実に生きることを、自分に許す時です。魂の声に従い、一歩一歩進む勇気を持つ時です。
魂が望んでいる経験を、自分に与えてみましょう。他人ではなく、自分のために経験を積む喜びを知ってください。
それによって、失敗続きの人生に終わっても、あなたの魂は満足するはずです。結果ではなく、あなたが喜びに心を開けるかどうかが問われているのです。


魂の声に従っているが、うまくいかない。良いことも起きないし、何の報酬もない。
このような行き詰まり感がある方は、心のどこかに、殉教者的な感覚が残っているのかもしれません。
忠誠や奉仕を捧げることで、何か見返りを期待していないか見てみる時です。

あなたが生きていくために、必要はなものはすべて与えられていることを知ってください。
あなたが身につけている衣服から家まで、宇宙からのプレゼントとして、感謝して受け取ってください。
与えられないものは、あなたに必要ないものとして、これ以上、欲しがらなくてもいいのです。生き続けているだけで、必要なものは、自動的にやってきます。


自分に非常に手厳しくしてしまう性格も、殉教者としての名残りと言えるでしょう。
今世は、手厳しい親や先生との縁があったかもしれません。
幼い頃に、「親や人間そのものに親しみを持つことは危険である。」という信念を創り上げてしまったかもしれません。

安全で、痛みのない世界に逃げ込むことだけを望んで生きてきた。
たくさんの恐れや怒りを、喉のチャクラに閉じ込め、自分を押し殺して生きてきた。
このような方は、自分への手厚いいたわりが必要なのです。

どんな自分も100%許すレッスンを積む時です。
どのような悲惨な状況を引き寄せてしまったとしても、自分が過去したすべてのことを許してあげてください。
傷つくことを恐れ、親を想わせるものから自分を守ろうとしたエゴを許してください。あなたが自分を許したとしても、誰にも迷惑はかからないのです。

今、周りに認めてもらい、仲間に入れてもらおうとしている方は、どうか、犠牲だけは払わない方向性を選択してください。
何一つ偽らず、何一つ抑圧せず、何一つ隠さずして、人々との絆を結ぶ方向へ行く時です。
見返りを得ることを目的とせず、素晴らしい本質から自分を与えてください。あなたが放つ美しいエネルギーは、周りの人をハッピーにしていくでしょう。

もう自分を守る必要はないのです。
猜疑心、恐れ、不信頼を手放すことは、あなたにとって不慣れなことかもしれません。
しかし、犠牲ではなく、無条件の愛を持って誰かを助け続けるなら、恐れに満ちた世界は、あなたの現実から消え去ることを知ってください。愛だけが、あなたの殉教者としてバリアを溶かすことができるのです。



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