お風呂の、温泉のご馳走ぎょーさんよばれて。
程よい頃合にお夕飯の時間に。
2つだけある、ごはん食べる個室のひとつに用意してもらいました。
お外眺めつつ、窓の格子などの古民家からの風情あるひとつひとつの調度品も魅力的。
素朴やけど、華のあるいうんか。
器にもこだわりのみられるたきざわさんのごはんは目もおなかも満足するお品ばかり。
こごみのマスタード和え。
和の中にも洋もあって、こごみのねっとり感にようあいます。
たけのこの下には飛騨地方特有のこもどうふ。
薄い、優しいお味付けに空っぽやったおなかがほっとするようなお味。
梅貝も最後までつるんって取れたし
こんな小さいおナス、かいらしー。
お漬物も美味しいて、ついついお酒のアテにと手が伸びます。
どぉ~んと出てきたんは飛騨牛のたたきのお寿司!
ちょうどこの頃、例の問題もあって生のものを控えて・・・ということでたたきのお寿司。
程良いレア感のお肉はお口の中で解けてく感じ・・・ああ・・・美味美味
たきざわさん来たらお楽しみにしてたい、お待ちかねのひと品がアツアツで登場♪
ニジマスの笹焼き。
これがもう、あたしだけやなくお酒もこの登場おまちしてました言う絶品のお品は
頭から尻尾までやらかぁ~て骨まで美味しいよばれられるん。
ええ香りのアツアツの器がもひとつ・・・
中にはキノコた~っぷりの茶碗蒸し。
キノコてこんなに香りのええもんなんやねぇ。
香りのキノコ言うたらマツタケやけど、マツタケだけやない、キノコいう食べもん自体が香りのもんとは。
じゃ、いままでなにたべてたんや?
たきざわさん来たらお待ちかねのひと品、第二弾はこの岩魚の活け造り。
今回はこんなに綺麗な、鮮やかな朱色の桜鱒のお刺身まで。
ホンマうっとりするくらいの美しさ・・・。
清流に育まれ、丁寧なお仕事のち運ばれる岩魚のお刺身は臭みもなくホンマ鮮やかで美味。
ここのんは№1やわぁ。。。
お食事が終わる頃までずーっとぴくぴく動いたはって、お嬢たちはおっかなびっくり。
そしてそして、メインはこの美しいお肉、飛騨牛!
A5ランクのものを惜しげもなく分厚くたっぷり・・・お口の中でのとろけてく感は絶品
あ~もう、幸せすぎる。。。
これもたきざわさん来たら食べたいもの、山芋まんじゅう。
ね~っとりと美味しい。
コシアブラと何や言う山菜のてんぷら。
山菜はてんぷらで食べるんが美味しいやんねぇ。
油っこなく、カラッて仕上がっててお箸が進みます。
最後にはツヤッツヤのごはんと
きのこの香り高いお味噌汁でシメ。
目もお腹も充分に楽しみました。
最後のデザートには桜の寒天寄せ。
洋風ではない、こういうホッと落ち着くお味に最後に出会えて。
どこまでもどこまでもたきざわさんらしい美味しく美しいシメ方。
毎回毎回同じやなくて、少しづつ変化と進化を遂げたはるん。
けどちゃーんと名物料理的なモンもある。
ホンマ裏切らへん素晴らしいお料理とご主人の美味しいもんを美味しいよばれてほしいて気持ちが
ひしひし伝わってきます。
ホンマに、ホンマにごちそうさまでした
麓庵 民宿たきざわ (旅館・オーベルジュ(その他) / 高山市その他)
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0