たがわ龍泉閣≪夕食編≫ | ちょいディープなごはんたべ、等々

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今は昔、の話で申し訳ないんですが・・・11月3日~4日にかけ金沢近辺を旅行しておりました。

何せバタバタ旅行だったのでお宿を厳選していられなく、予約の取れる中で条件が合いそうなところを

探していましたら客室露天付きで結構お値打ちなお宿を見つけまして即予約。

それがたがわ龍泉閣さんなんです。


私の知人・友人には有名なお恥ずかしいお話なんですが・・・豚・鶏のお肉が×なんです、私。

この歳になって良くありませんね、何でも美味しくいただかないと。



11月4日は私の誕生日でもありましたので楽しい旅にしたい思いがあったのと、お料理の内容が不透明

だって言うのがありましたので事前にお宿に質問のメールを入れたところ、メニューのお品書きを送って

頂きまして。そのメールの内容には


不得手なものやアレルギーでお身体にあわないものがございましたらお手数ですがお知らせくださいませ。


とひと言添えられておりました。

そこでお互いが不快な思いをするのは嫌だなーって思ったので私も遠慮なく


お肉類が苦手です。


と言う風に返しましたら


それではお肉は省かせていただきます、他にはございませんか?お魚は大丈夫でしょうか?


こう言ったやり取りが何度か続きまして・・・なんてお客様を大事にされているお宿なんだろうと感激しました。

データなどを見る限りでは大旅館と言った趣。

サービスが乱雑になったりするのが嫌なので大概の場合10部屋以下のお宿を選ぶのですが。

日付も日付ですし、予約可能の中でも評判がよさそうなお宿のコチラに決めたんです。



お昼は近江町市場にある近江町食堂 で昼食をとり、市場のおばちゃんにお誕生日の旅行やと言うことで

カニ3杯にウニ・いくら・甘エビ・ホタテとセコガニもつけてもらい送料込みポッキリ1万円で魚介類を仕入れ

お宿着は丁度チェックインの15:00。

私の性分には似つかわしくないような天井高く広々としたロビーでお茶を頂きお部屋に通されました。

客室露天付きのお風呂でしたが人が溢れ返らない前にお宿自慢の田んぼの湯 へ。


めちゃくちゃしょうもないこだわりで申し訳ないんですが・・・お宿の一番風呂を毎回目指します。

キレイなお湯を一番に味わいたいので^^;

けれど田んぼの湯の湯量は充分、いつ入っても湯船からはお湯がドバドバ溢れ出し、ステキな光景。

た~っぷりと味わったあとはお楽しみの夕食です。


お宿の方にたくさん気遣っていただいたお夕食は如何程のものなんでしょうか・・・。



意外なことにお夕飯は和でまとまっている感じではなく、けれど洋風すぎない微妙な取り合わせ。

けれどコチラの板場の方もお客様にその季節のものを一番良い状態でとメニューを考えていらっしゃるん

でしょう。

出されたものは美味しくいただくのは鉄則です。


食前酒の柚子酒でひとまず乾杯です。



カニも少し頂きました。

私のお肉嫌いを考慮してサーモンのテリーヌに変更されてました。

・・・正直しつこいお味で残してしまいました。

間違いなく仕入れでしょう。

それならカニの量を増やしていただくかお刺身にしていただきたかった・・・。

いや、全体のバランスを考えるとかなり間違ってます。

気遣い頂きましたが、方向性が間違っているでしょう(涙)



松風風のごま豆腐にタコの柔らか煮と鯛のカルパッチョ仕立て。

なぜこんなことをするんでしょ・・・素材はいいんだからお刺身で勝負して欲しいものです。



小さなひとり鍋でブリしゃぶだそうで、たったの2切れ。

お粗末過ぎます。。。



山芋の蒸し物頂戴しました。

治部煮は無いのね?郷土料理なのに。

お蕎麦も中途半端に伸びてますし。

大きな旅館に求めるものが間違ってたんですね(涙)


なんだか文句だらけの記事になって申し訳ありません。

ココ最近、パーフェクトなお宿 に出会ってそれが基準だからいけないんでしょうが。


改めて大きな旅館はパスしようと心に誓った悲しい夜でした。。。

もっと品数を減らして地物の特性を活かして欲しいですね。