まつや | ちょいディープなごはんたべ、等々

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ごはんたべとお酒飲みとお出掛けと・・・






京都は北部、夕日ケ浦温泉にある『本家まつや』さんです。

空白の5ヶ月の間にいった旅館のひとつなんですが・・・凄すぎなんです、まつやさん!

いままでイロイロなお宿でお世話になりましたがもうココはダントツ1位!

お食事もお風呂も接客も、そしてお部屋も・・・とにかくもう凄くて。

1回目はトモダチと2回目は会社のひとを連れて2回も行きましたもの。

そして12月には3回目行くんです(笑)


と言うことで、今回は1回目のこと。

まずこちら本家まつやさんは1日3組の大人の宿。

中学生以上限定のお宿です。

たった3組の為にココまでスペースを使っていいの???と言うくらいに贅沢な空間。

外観は一見普通の民家。

一歩中に入ると・・・!

とても和モダンな感じが素敵です。

お部屋の写真を撮り忘れたのがショックですが、それぞれの居室もモダンなカンジで素敵でした。


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お風呂はもちろん温泉、かけ流しで24時間入浴OKです。

コレ、大事なポイント。

広すぎず狭すぎず。

広すぎても落ち着かないので私はコレくらいがBest。

何回も入りましたねえ。。。




さて、ココからが本題です。

左・先付け。ローストビーフ柔らかくて美味しい!

にんにくが主張しすぎず、けれどしっかり良いお味。


そしてそして、大感激したのが右の魚の煮付け!

普通魚の煮つけと言えばもっと色濃く甘辛な味付けなんですが・・・違うんですよ!

この透き通るおダシ、素敵な味なんですよ!!!

え~~~~~っ、煮つけが薄味!?

なんておもっちゃあいけません。

今までイロイロな薄味上手なひとに出会ってきましたが・・・別モン。

ココの板場の方(恐らく館主であろう)の舌ってどれだけ繊細に出来てるの???

某旅行サイト経由で予約を入れたのですが感想を投稿する際質問したところ


『煮付のお出汁まで喜んで頂き、板場である自分もとても嬉しいです

(ヒント・決め手はお酒とみりんの煮きり、天然の荒塩です)。』


とのこと。

この時点でこの飲兵衛タマがお酒そっちのけで必死で食べる食べる!

・・・こんなことが今まであったでしょうか?




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そして焼き物へ突入。

あわびにサザエ・・・あわびを焙るのが勿体無かったのでそのまんまいただいちゃいました。

サザエは単なるつぼ焼きと思いきや、右上のように中はサザエとタコが入ってました。

サザエとタコから出るダシのコラボの素晴しかったこと!






そして華麗にお刺身登場!

もうねえ、盛り付けの美しさに、鮮度の良さは言うまでもなし!

左下、かんぱちの身がほんのりピンク掛かってる!

その下レモンを挟んでチラ見してるのはキスです。

こんな新鮮なのは見たことが無い・・・あぶらもしっかりのっていて美味しいのなんのって!!!

あわびのキモも濃厚で奥深く・・・言葉には表せないものが・・・。

すっかりココのお宿のトリコになってます。






お刺身の時点でたっぷりお腹いっぱいになったのにまだこれでもか!!!と登場するは

日本海鍋に温泉蒸ししたかにとイセエビ。

このお宿ってどこまで120点満点なんやろ???

日本海鍋は魚の煮付け同様、おダシも美味しい♪

温泉蒸しに至っては『この季節にかに???』ってちょっと心配でしたが単なる取越苦労、

ふっくら旨味満載!

イセエビはミソまで素敵に美味しかったんです。

茶碗蒸しに潮汁、もういうまでも無く美味しすぎ!!!



シメのごはんが出てくる頃にはもう『だれかーたすけてー!』って言うくらいにお腹パンパン!

この私がここまでで大ビン1本しか飲んでないんですよ。

ビールでお腹が膨れるなんて勿体無い!と酒を忘れる位に美味しかった・・・。

『お召し上がりになれないようでしたらおにぎりにしてお部屋にお持ちしますね』

と、お宿の方の気の利くこと(涙)


こうしてお夕飯はイチイチ感動・大感動の嵐で終わっていったのでした・・・。


≪朝食編≫へ続く。