犯罪を犯さざるを得ないまでに追い詰められる人を出さないためにできること | あなたがあなたらしく輝くことは世界を明るく照らすこと。ブログby千珠

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世界平和とは、自分から切り離された自分との統合。母なる大地と父なる天の愛し子として地上にエデンを再創造していきましょう。
※珠帆美汐(たまほみしお)は2019年9月に本名の千珠(ちず)に改名しました。

私の尊敬する童話作家にして詩人の寮美千子さんが、 

フェイスブックに、 

<川崎中1殺害事件> 

についての見解を載せられていました。 


寮さんは、奈良少年刑務所での社会性涵養プログラムに携わられている方。 

少年院に収容された少年たちに詩の指導をされているのです。 

その様子を記録した本にも著していらっしゃいます。 

「空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―」 (新潮文庫) 
http://amzn.to/soragab 

私自身は未読なのですが(現在取り寄せ中)、 

いくつかの詩がネット上で紹介されているのを読みました。 

いくらでも泣ける(><) 

なんという繊細な感受性。 

こんな感受性の持ち主が、いろんな体験やいろんな境遇から、 

犯罪を起こすまでに追い詰められたんだな、と思うと 

本当に泣けます(><) 

それらの詩をご紹介したいのですが、 

いちおう著作権に配慮して、自粛(><) 


その寮さんが、おっしゃってました。 

<川崎中1殺害事件>を受けて。 

少年法を改正して厳罰化しても、なにも解決しない。 

それより先にやることがある、と。 

フェイスブックをされてる方はぜひこちらから全文をお読みください。 
https://www.facebook.com/ryomichico/posts/800006813414992?pnref=story 


それより先にやれること。 

そのうちのひとつは「自己表現」「アート活動」ではないでしょうか。 


寮さんは、少年刑務所での社会性涵養プログラムを通して、 

>「自己表現」をすること、 

>それを受け止めてもらえることが、 

>人間にとってどんなに大切か、大きな癒しになるのか 

を知ったとおっしゃいます。 


ありのままの自分を表現すること、そしてそれを受け入れてもらう体験なくして 

人は真の幸福を感じない。 

私も心からそう思っています。 


泣きたいときに泣き、 

笑いたいときに笑い 

怒りたいときに怒り、 

ありのままの感情を表現し、 

描きたい絵を描き 

動かしたいように身体を動かし 

浮かんでくるままの歌をうたう。 


それを受け止めてもらう至福。 


それをできるのが、 

表現であり 

アート活動だと思うのです。 


ありのままの自分、飾らない自分、イイ子を演じてるのじゃない自分を 

表現したい。受け止めてほしい。 

人の根源的な欲求ではないでしょうか。 


自己表現は人を孤独から救う。 

自己表現は、人をつながりなおさせ、癒し、生きる気力をよみがえらせる力がある。 


「スリランカの悪魔祓い」という、とても面白い本があります。 

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94%E7%A5%93%E3%81%84-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%8A%E7%94%B0-%E7%B4%80%E8%A1%8C/dp/4062766981 
人は孤独になったとき、悪魔に魅入られるのだ、とスリランカでは考えるようです。 

そしてその悪魔を払い、その人を孤独から人の輪の中に呼び戻すのは 

音楽や歌や演劇や笑い。 

やはり、「表現」なのです。 


「お祭り」は古来、人々のメンタルヘルスに多いに貢献してきたのでしょうね。 

しかし、近代化・合理化の中で、古くからのしきたりどおりのお祭りはすたれてしまった。 

それが悪いということではないと思うのです。 

時と共に変化しつづけるのが生き物の定めですから。 

でも、無くなったものの代りになるものが、現代人には必要なのです。 


自分の中で渦巻くエネルギーを発散し 

それを受け入れてもらえる場。 


原初的なエネルギー、善悪を超えた破壊的な何かを 

表現して引かれない体験。 


そんな場、そんな体験を、創りたい。 

それが、<川崎中1殺害事件>のような悲惨な事件を未然に防ぐ一助になるのではないか。 

私は本気でそう思っているのです。 


孤独の中に落ちてしまった人を救うのは。 

怒りや不満などの激情を安全にアースするのは。 

生きる気力が枯れ始めたと感じている人を救うのは。 

お祭りの代わりとなるような、カオスな自己表現の場ではないか、と。 


モノノケワークショップは、 

その名の通り、「モノノケ」として排除されそうな 

光と影のあわいにうごめく曖昧なものを 

表現していこうという実験の場です。 


良かったら、あなたの中でうごめくなにかを 

安全に表現してみませんか。 


人のそういう表現を、受け止めて解放するのを 

手伝ってみませんか。 


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コミュニケーションとしての即興講座 
◎「第二回モノノケワークショップ~魂の旋律~」 
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現代社会の中で眠らされている野生の魂を呼び起こし、 
生が解き放たれた時間を作り、 
新たな日常に帰っていく。 

そんなプロセスを一緒に体験しませんか? 

【今回やるかもしれないこと】 
・参加者同士で気を合わせる 
・音を通してその人を知る 
・楽器の気持ちを知る 
・日常とは違うコミュニケーションを通して少しずつ、 
無意識の世界(曼荼羅)に入っていく。 
・そこから飛躍して 
太古の祭りの様な時間に入っていく。 

■日時:3月24日(火)19:00~21:30 

■参加費:3000円(ワークショップ&ライブ&1drink付) 

■定員:15名 
※その日会場の「カフェトーン」は貸し切りではなく通常営業しているので 
その日その時間にいらしてくだされば飲食代でワークショップの様子を見ることが 
できます。 

■会場:札幌市北区 カフェトーン 
住所 001-0023 札幌市北区北23条西10-1-6 
アクセス 地下鉄南北線北24条駅4番出口より徒歩8分 
電話番号 011-738-5551 
駐車場あり(20台) 
地図はこちら 

http://www.cafe-tone.com/about/ 

■お申込みはこちら 
http://ws.formzu.net/fgen/S57738408/ 

■詳しくはこちら 
http://tamaho.seesaa.net/article/414327963.html