米空母
カール・ビンソン
ロナルド・レーガン
ニミッツ
まるぞうさんの独り言
トランプ氏がアメリカ大統領に就任してたった 3ヶ月です。
もうトランプ氏は随分アメリカ大統領をやっているように思えます。
そしていつの間にか日本海にアメリカ空母が 3隻も集結する
事態になっています。
ちょっと前なら空母1隻と自衛隊艦が日本海に留まるような
ことがあれば、もうそれだけでも左翼マスコミが大騒ぎする
事件のレベルでありましょうが、もう世界最強のアメリカ空母
が 3隻も我々の目の前、日本海に集結することになっています。
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韓国沖へ一度に米空母 3隻派遣
2017年04月18日 06:12
聯合ニュースによると、まず米原子力空母 「 カール・ビンソン 」 が
25日ごろ日本海に入るという。
聯合ニュースは政府筋の話として、米国は韓国政府と空母打撃群が
参加する合同訓練の実施を協議していると報じた。
また来週初めには 「 カール・ビンソン 」 の他にも、空母
「 ロナルド・レーガン 」 ( CVN 76 ) と「 ニミッツ 」 ( CVN 68 ) が
日本海に位置する見込み。
https://jp.sputniknews.com/politics/201704183546762/
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普段は世界に配置されている空母が 3隻日本海に集結します。
その日は25日前後と言われています。
北朝鮮幹部とのインタビュー記事が本日発表になりました。
興味深い内容です。
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――アメリカは、空母 「 カールビンソン 」 と 「 ロナルド・レーガン 」 を
朝鮮半島近海に派遣するなど、着々と北朝鮮攻撃の準備に入っている。
北朝鮮は、こうしたアメリカの圧力を、どう感じているのか?
「 元帥様( 金正恩委員長 )は、『 アメリカが一戦交えるというなら、
やってやろうじゃないか 』 というお気持ちだ。
また国民は、アメリカの空母がどうしたとか、トランプが何と言った
とかいうニュースは知らない。
元帥様が、首領様( 金日成主席 )や将軍様( 金正日総書記 )と
決定的に異なるのは、アメリカを恐れないことだ。
首領様は朝鮮戦争 ( 1950年~1953年 ) を経験されていて、
『 アメリカとだけは戦争してはならない 』 と言っておられた。
将軍様も、アメリカ軍を恐れていて、日中は努めて車での移動を
避けたし、イラク戦争( 2003年 ) の時は40日間も、地下の防空壕で
生活された。
それが元帥様は、まったくアメリカ軍を恐れていない。
だから4月13日も15日も、平気で日中、外に出て活動された。
周囲が 『 アメリカ軍の空爆に遭うかもしれません 』 と諫めても、
意に介さないのだ。
だから、元帥様はあくまでも 『 核開発と経済建設 』 という
並進政策を進めていくおつもりだ」
――それでは、6回目の核実験、もしくはICBMの発射実験を近々、
強行するつもりか?
「 その通りだ。まず核実験で、次にICBMの発射実験という順番だ。
核実験に関しては、4月25日の朝鮮人民軍創軍85周年の前後に
行うよう指示が出ている。
実際には、実験の数日前に最終的な命令が下されるだろう。
ICBMに関しては、その後、最も適切な時期を見て、発射実験を
行うだろう。
目標としているのは、ハワイとアメリカ本土の間の海域だ。
これによって、アメリカは共和国の実力に驚愕するだろう 」
――だが、もし4月25日前後に核実験を強行したなら、
トランプ大統領が黙っていないのではないか。
アメリカが、咸鏡北道吉州郡豊渓里 ( プンゲリ )にある
核実験施設を空爆した場合、どうするのか?
「 そうなったら、朝鮮人民軍が 『 ソウル火の海作戦 』 を敢行する。
すなわち、ソウルに向けてミサイルを1、2発ブチ込む。
それで南の傀儡( 韓国 )はパニックに陥り、わが国に手出しが
できなくなるだろう。
現在、南の傀儡には大統領さえ不在なのだから、何ができるか
ということだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51505
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このインタビューの時点では25日の核実験は確実のようです。
そしてこの記事は、先日のトランプ大統領と習近平氏の
会談の内容についても書かれています。
非常に生々しい内容です。
かつてのキッシンジャーと周恩来の会談を思い起こさせます。
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トランプ: アメリカはこの20年以上、北朝鮮の核ミサイル
開発を我慢してきたが、13億5000万ドルも空費しただけだった。
そこでわが政権では、オバマ政権時代のような 「 戦略的忍耐 」
の政策は取らない。
金正恩は、核ミサイル開発を止めるか、さもなくば後悔する
ことになるだろう。
つい先日( 4月初旬 )、NSC( 国家安全保障会議 )を開いて、
北朝鮮に対する軍事介入を優先させることを決めた。
中国もアメリカに協力してほしい。
習近平: 金正恩政権の核ミサイル開発には、中国も頭を
痛めていて、やれることはやっている。
例えば、昨年11月の国連安保理の制裁決議に基づいて、
今年2月、北朝鮮産石炭の輸入禁止措置を取った。
だが、朝鮮半島の非核化、対話と交渉による問題解決、
地域の平和と安全というのが、わが国の北朝鮮問題に
関する原則だ。
アメリカによる武力行使は望まない。
トランプ: 石炭をストップすることなど、国連が決めたことで、
守るのは当然だ。
中国はわが国の軍事作戦に協力しないということか。
習近平: 中国は昨年来、再三にわたって、韓国にTHAAD
( 終末高高度防衛ミサイル )を配備するのを止めるよう
求めてきたが、いまに至ってもアメリカは聞き入れない。
それどころか配備を早めようとしている。北朝鮮問題に関して、
中国に協力を求めるのであれば、まずはTHAADの配備を
中止してほしい。
トランプ: THAADは北朝鮮のミサイルに対する防衛用
であって、中国に向けたものではない。
また、配備を早めているのは、このところの北朝鮮の脅威が
増しているからだ。
韓国政府とも意見は一致しているが、いまTHAAD配備を
中止するという選択肢は、アメリカにはない。
習近平: トランプ政権としては、金正恩政権の転覆を
目論んでいるのか?
もしくは朝鮮という国家の崩壊を目指しているのか?
トランプ: われわれの目的は、北朝鮮に危険な核と
ミサイルの開発を止めさせることだ。
金正恩が止めるというなら、レジームを存続させるし、
あくまでも止めないというのなら、止める政権に代わって
もらうことになるかもしれない。
また、北朝鮮という国家を崩壊させることまでは考えていない。
習近平: 朝鮮の崩壊は、中国も決して望まない。
トランプ: 中国には、北朝鮮に対してもっと強い圧力を
かけてほしい。
どんな手段を使おうが構わない。
習近平: わが国としても、できる限りの対応は取り、
かつ金正恩政権を説得していくので、北朝鮮に対する
先制攻撃のようなことだけは慎んでもらいたい。
トランプ: オバマ政権は中国を敵に見立てて、南シナ海で
「 航行の自由作戦 」 を繰り返したりしていたが、わが政権は
中国を味方だと思っている。
どうか北朝鮮に対して、しっかりと圧力をかけて、核ミサイル
開発をストップさせてほしい。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51505?page=2
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とにかく習近平は25日の北朝鮮の核実験を中止させる
責任を負わされています。
北京政府はもう打てる手は全て打たなくてはいけなく
なっています。
王毅外相がラブロフ外相に協力を求めたとか、金正恩に
中国への亡命を説得しているなどの噂が流れています。
本気の発言。
副大統領のアリバイ作り。
韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領は、軍事境界線
( DMZ ) を視察し、また下記コ
メントを残しています。
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副大統領は、オバマ前米政権の 「戦略的忍耐 」 政策は
終わり 「 あらゆる選択肢がテーブルの上にある 」 と
北朝鮮に重ねて警告。
「 いかなる攻撃も防ぎ、核兵器や通常兵器の使用には
圧倒的かつ効果的に対応する 」 と強調した。
米軍によるシリア攻撃やアフガニスタンでの強力爆弾投下
にも言及し、「 北朝鮮はトランプ大統領の決意や米軍の力を
試すべきではない 」 とけん制した。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041700594&g=int
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これは本当にやるぞ、というトランプ政権の本気の表明に思えます。
もし北朝鮮が 「 ソウル火の海作戦 」 を実行したら、どのように
米軍が反撃するかというところまで、布陣が決められている
ように思います。
北朝鮮が 「 ソウル火の海作戦 」 を実行する時は、日本にも
ミサイルが打ち込まれることは想定する必要があるでしょう。
ペンス副大統領が来日しますが、その時、在日米軍と自衛隊が
どのように日本の国土を守るかという布陣についても、改めて
協議されることでしょう。
もしそれが数発レベルであれば、現在の自衛隊の迎撃体制でも
防げる可能性はあると思います。
最悪の危機をどれだけ想定しているか。
備えをしているか。
ソウル市民がどれほど自分達の置かれた立場に危機感をもって、
それを想定し備えてい
るか。
もちろん私達日本においても。