とことんイエメシ!毎日ごはん

話題の本を買った。

体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

本のレシピには載っていない私のテキトーオリジナルで作ったマーボーナス。

満腹感を十分に得ながらヘルシーに仕上げる調理のコツを本の中から私の言葉に替えて抜粋。


1、油分カット(油分は一番エネルギーが高いからそれだけでカロリーを抑えることができる。例えば鶏肉は皮を除いたり、脂身を取り除く)


2、低カロリー食材を使う(豆腐、白身魚、脂の少ない肉)


3、塩分カット(出汁などの旨みを利用することで物足りなさをなくし、薄味を心がけるだけでご飯の量が少しでも満足できる)


4、野菜やきのこをふんだんに利用する(低カロリー繊維豊富な野菜やきのこはボリュームがあっても低カロリー、噛む回数が増えるので満腹感が得られる)


この4点に留意してマーボー茄子を作ってみた。(4~5人分)

①なす3本を縞に皮を剥いてを乱切りにしてアク抜きしたものをテフロンのフライパンで蓋をしてやや強い火加減で時々返しながら焼き一旦取り出しておく。(蓋をすると短時間で火が通るし、やや強火というのは焦げ目が少し付くと香ばしくなる。)


②餡を作る時にまずみじん切りのしょうがとニンニクを1片ずつ炒めるが、ここはある程度脂がないと香りが出ないので、油を大匙1ほど使う。油がシュワシュワして香りが出て、ニンニクに色づき始めたら余分な油を切る(キッチンペーパーで吸い取るか、香りの出た油はもったいないので、私は別の料理に活かそうと別の容器に取り置いた)


③②に赤身の豚挽肉160gを加えて炒める。赤身といえどもある程度の油があるので、いためているときに若干の油がにじみ出る。そこにみじん切りにした玉葱1個分を加え透明感が出るまで炒めたら、みじん切りにしたエリンギ1パック分を加えさらに炒め、中華スープの素を湯に溶いたもの300ccを加えて軽く煮込む。


④酒を大匙1、砂糖を大匙2/3ほど加え、少し煮込んだら醤油を大匙1、味噌は目分量だったので詳しくかけないが、餡を味見してご飯無しでもパクパク食べられる加減に味付けする。(おおよそ大匙1.5~2位かな)

最後に水溶きの片栗粉でとろみをつけ、取り出しておいた茄子を戻して絡めたら出来上がり。小口切りの万能ネギを散らすと彩りよく見栄えがする。



調理のポイントは太字にしてあるので、作ってみようかなと思ったら、そのポイントを参考にしてみてください。

餡に玉葱が1個分使ってあることでボリュームアップ、きのこを使うことでボリュームアップと旨みと風味アップ。

あっさりとしていながらも、食べ応えのあるマーボーナスが出来上がった。


とことんイエメシ!毎日ごはん
6月23日水曜日晩ごはん

・マーボー茄子

・モヤシとニラ、ハムの炒め物

・冷奴

・きゅうりの漬物


モヤシとニラ、ハムの炒め物も、チキンスープ大匙1程と材料を熱したフライパンに入れ、蓋をして1~2分中火~強火で蒸し焼き状態で火を通す。

蓋をとり、強火にして水分を飛ばし、塩コショウで味付け、ごま油小さじ1/2ほどで風味をつけて調理した。


さすがベストセラー本だけあって、こんなにボリュームがあるのに500kcal前後なんて驚くし、本を見ながらアイディアを貰って、季節で使う食材を替えてみたり、調味料を工夫してみたりすると、ヘルシー料理のレパートリーが沢山増えそうな感じがする。


体重管理はもちろん、肌艶がよくなったり、タニタ社員の声も満載で、どこかのダイエット食品のチラシかと思わせるコメントが面白くて読みいってしまう。


LIFEに続き、私の料理本蔵書のベスト5に入る本になった。


体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~/タニタ
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LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)/飯島 奈美
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子供が友達の家でも、そこらへんの公園でも遊びに行く時に、私は必ず帰らなければいけない時間を子供に告げる。


学校で決まっている時間は夏場の現在は5時。

でも私の場合、その後家庭学習をするとか、風呂に入るとか、9時までには布団に入らせたいので、その日によって5時の日もあれば、4時半という時もある。


ある日、ゆっちゃんが4時半の約束をして家をでて、家に到着したのが4時50分頃という日があった。

遅刻は遅刻だけども、5時前に着いたので、私もそんなにイライラと待っていたわけでもないが、ゆっちゃんは顔を真っ赤にして必死の形相で「ママ、遅れてごめんなさい」っと廊下を走って私のところにやってきた。


その後一生懸命遅れてしまったいいわけを始めた。

でも私は、遊んだ後にやらなければいけないことをやればいいからとその〝いいわけ〟は言わなくていいよと聞かずに断ったが、聞いてやればよかったなと後から思った。


というのは、wii fit のからだ測定で、体重が前日に比べてゴンっ!っと増えると言い訳を聞かれる。(例えば前の晩に焼肉をやったとか、そして食べ過ぎたとか、ビールを2本もゴイッゴイっと飲んだとかすると1キロ近く増えることもあるよね?!)


聞かれるといっても選択肢の中から矢印で選ぶだけで、たった数個の中に理由がないとか、それよりもっと詳しくいいわけしたいときとかあるじゃない?(私だけ?)

誰に言い訳するわけじゃない、自分自身に言い訳して納得したいだけなんだけど、そのことを思い出したら、ゆっちゃんの遅れた言い訳をちゃんと聞いてうなずいてやれば、ゆっちゃんは自分自身の中で少し遅れて帰ってきてしまった、約束を破ってしまった罪悪感を消化できたよな?!


そう思ったのよ。


〝いいわけ〟だけでなく、日々の暮らしの小さな話題って、特に夕方の台所仕事で忙しくせわしなく手を動かしている時なんて、大人にとってはどうでもいい話、聞き流してしまうことあるよね。


車を運転しながら、なぜか〝いいわけ〟のあの日の事を思い出したら、子供たちの気持ちと、自分の気持ちとを重ね合わせながら考えて反省した。


〝いいわけ〟をするということは心の美学に反する行動なのかも知れないけども、自分の中で消化するっていう作業の中では大切だよね。


〝いいわけ〟に限らず、どんな些細なことでも、よく子供の話を聞いて、相槌を打ったり、違う意見があればそれを話したり、相手は子供でも大人と接するのと同じように子供に接していこうと思った。




みじん切りの最中にそれが出来るかはちょっと不安があるけれども…